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インスタで新規ファンを獲得!メールマーケターのためのSNSワークショップレポート

インスタで新規ファンを獲得!メールマーケターのためのSNSワークショップレポート

イベント • 2019.07.23

2019年6月27日に、「メールマーケティング担当者のためのInstagram講座 」と題して、Benchmark東京本社にてワークショップを開催し、様々な業種のメールマーケティングやSNSアカウントの運用に携わる方々に参加頂きました。 企業としてSNSアカウントを持っていても、担当者が専門的な知識を持たずにただなんとなく運用してしまっている例は案外多いものです。今や消費者の生活に深く根付き、現代社会に欠かせない存在となったSNSの運用に明確な指標を持って臨むことで、SNSは企業にとって力強いセルフブランディングや収益化のツールとなります。 当日のプログラム 今回のワークショップでは主にInstagramを主軸に、メールマーケティングとSNSマーケティングの違いから、実際のSNS運用のための知識まで2部に分けて専門家が詳しく解説していきました。 —————————————————————- SNS概論 ①メルマガとSNSの違い(メールは一方向的・SNSは双方向) ②4大SNSについて ③メールマーケティングとの相乗効果 ④SNSメルマガどちらにも必要になるCRMの考え方 Instagram概論と実務 ①なぜInstagramが人気なのか? ②企業のInstagram活用方法 ③Instagramの機能と活かし方 ④運用実績 写真撮影ワークショップ いいね!とファンが増える写真撮影講座(ワークショップ) 質問・相談会 —————————————————————- 前半の「新規顧客獲得と既存顧客育成に役立つ Instagramマーケティングの基礎」では、株式会社BES代表取締役の田中千晶が登壇しました。SNS運用の専門家として2009年から常に第一線で活動している中で培ってきたノウハウや知識を丁寧に解説しました。 後半の「カメラマンが使うテクニックを活用 いいね!とファンが増える写真テク」では同じくBESのディレクターであり、プロカメラマンの小川洵菜が登壇し、Instagram運用に活かせる写真の撮り方を参加者に実際に試してもらいながら、じっくり丁寧に解説しました。 メルマガとSNSの違い、それぞれの強みとは? メールマガジン(以下メルマガ)とSNSの違いにはたくさんのものがありますが、その中でまず始めに注目したいのが顧客へのアプローチの仕方です。メルマガの読者は多くの場合既に企業に対してある程度のファンであり、メルマガはその中で更に感度の高いお客様を育成していくためのツールとして発信されます。逆にSNSはまだ企業のファンではない、感度の低い潜在顧客を中心にしたユーザーと繋がるためのコミュニケーションツールとして使うことができます。 既存のファンが多いため、メルマガは読者を「実際に行動させる」点においてSNSより優れています。この場合の読者(ファンである顧客)の行動とは「店舗への来店」「商品購入」などを指します。また、HTMLメールの導入によって文字数・デザイン・レイアウトに制限がない自由で表情豊かなメルマガを送ることができるので、より魅力度の高いコンテンツを提供することができます。 では、メルマガと比較したSNSの強みとは何でしょう。まず最初に挙げられるのはSNSの「拡散力の高さ」です。特定のユーザーにだけではなくオープンな情報として世界に発信することで、良いコンテンツであれば自動的にフォロワーが増えます。定期的に企業の投稿を目にすると、フォロワーはメルマガの読者と同じように良質なファンに育ちます。その後ファンとなったフォロワーが無意識に拡散に協力するといったことが期待できるのです。 拡散力の高さはそのまま、企業そのものの認知度向上に繋がります。SNSは全てがオープンな状態で企業と顧客とのコミュニケーションを実現するため、結果的により多くの人に「見てもらう」「知ってもらう」きっかけになりやすいのです。 SNSのもう一つの強みというのは顧客から(メルマガに当たる)解除、「フォローを止める」ということをされにくい点にあります。SNSでは広告色の強い投稿よりも、日常に寄り添う投稿が好まれます。好まれる投稿というのは、すなわち顧客が本当に求めている情報ということです。その点を意識した投稿を続けるだけで、フォローを外されにくく、ファンによって拡散されやすくなり、結果的に新規顧客や潜在顧客に新たに知ってもらうことができ、フォロワーやファンの数が増えていくという仕組みが成り立つのです。 Instagram運用の4つの指針 ワークショップでは各SNSの特徴や基礎知識、運用方法などを説明したうえで、特にInstagramについて詳しくご紹介していきました。実際にBESがコンサルタントを担当した企業アカウントの運用例を交えながら、各機能とそれを生かした運用方法について解説し、Instagramがマーケティングツールとしてどのように活かせるかを解説しました。 企業のInstagramアカウントを運用する際には、4つの指針があります。 1つめは「投稿ネタの作成」です。この時に重要なのが逆算の考え方です。ただ単に投稿ネタを書き出すのではなく、Instagramを使って商品・サービスの告知をしたい/フォロワーを増やしたい/ファンとコミュニケーションを取りたいなどの目的から逆算し、どのタイミングで何の投稿をするのかを定めていきます。そして、どんな投稿をすれば目的を達成できるのかを意識しながら投稿ネタを作成していくことが重要です。 2つめの指針が「コンテンツカレンダーの作成」です。実際に質の良い投稿ネタを考えたとしても、それがきちんと管理されていなければ計画的な運用はとても難しくなります。1で考えた投稿ネタをより効率的に投稿するために、投稿用予定時間/テーマ/内容/写真の被写体などコンテンツの整理をコンテンツカレンダーを使って行います。コンテンツカレンダーを導入することで、Instagram担当者が複数いる場合でも意思の疎通が簡単になります。各コンテンツの投稿時期や意図を一括で共有することで、よりスムーズで正確なInstagram運用が可能になるのです。 3つめは「運用ガイドラインの作成」です。社内できちんと話し合い、設定することで運用がルールに沿ったものかを定期的にチェックすることができます。運用ガイドラインで定めるべき内容としては、投稿ルール/投稿頻度/タイミング/訴求内容/トーン&マナー/ハッシュタグ/画像の加工規定/リプライなどがあります。 最後の指針となるのが「レポーティングの利用」です。Instagramアプリ内の「インサイト」や外部の分析ツールを活用し、各投稿に対する反応を記録します。きちんと記録をつけ、それを確認・分析することでInstagramの運用に新たな指針を設定でき、社内にノウハウも蓄積されていきます。 いいね!とファンが増える写真撮影ワークショップ ワークショップの第二部では、プロのカメラマンによる写真の撮り方の指導を行いました。 Instagramがブームになり「インスタ映え」という言葉が流行語となったのは2016、2017年のこと。きらきらした派手な世界感を演出するスタイルの流行は世間に「インスタ疲れ」「SNS疲れ」をもたらしました。今新たに求められ、人気が出ているのがデイリージェニックと呼ばれる現実感のある写真です。写真のトレンドは急速に変化し続けていますが、Instagramの影響力はいまだ衰えることを知りません。 Instagramにおいて写真は最も重要な要素であるといえます。同じ物・テーマの写真でも実は撮り方次第で、受け取る印象や購買意欲の促進を狙えるターゲットに大きく変化を持たせることができます。 ワークショップでは写真が伝えられるメッセージは何なのかをビールの写真を例に解説しました。例えば「泡やグラスにこだわりたいユーザー」をターゲットにする場合は「グラスにビールを注ぎこむ画」を。「ビールを片手に人との交流を楽しみたい」ターゲットに訴えかけるには「充実したおつまみと複数人での乾杯の様子の画」を撮影する。このようにターゲットを絞り込んで投稿することが大切なのです。 また、Instagramでは投稿文だけでなく、写真でもユーザーが求める情報を提供することができます。料理の写真であれば匂いや音が伝わるような撮り方に加えて、料理の実際の大きさが伝わる写真が有効です。重要なのは「リアルで実用的な情報」が盛り込まれているかどうか。優れた撮影技術があれば、お客様視点で「商品を買いたくなる理由」を探し出し、写真撮影に撮り入れることができるのです。 ワークショップの後半では実際にスマホのカメラを使って、写真を撮る練習をしました。講義の前半で学んだ知識を生かしつつ、具体的なテクニックの解説に参加者の写真撮影へのモチベーションが大きく変化したようです。 講義の後の質問会では参加者ほぼ全員の意見や質問に田中千晶が返答しました。SNS運用担当者が3名いて、発信する情報がバラバラになっているという企業様には、実際にデータを見て反応の高い投稿の割合を増やして行くなどの具体的なアドバイスを行いました。 メールマーケター向けのSNSセミナーは、今後も開催していく予定です。 Benchmark Emailのニュースレターで案内をしていきますので、まだご登録されていない方はページ最下部の「メルマガ登録」からご登録ください。 ワークショップ講師:株式会社BESについて 株式会社BESでは代表田中千晶を中心に、数多くの企業様のSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。加えて、今回新たに企業のSNS運用担当者育成サービスを始めました。講座ではお伝えしきれなかった内容を継続的に学びたい企業様は、是非お問い合わせください。 実践的なSNS活用のスキルを持った人材を育成するSNSスクールも運営しています。 BESのSNSスクールはこちら ・アカウント運用実績例 サッカー日本代表 本田 圭佑選手 アーティスト 中島 美嘉さん 株式会社ヤマサキ様 小田急電鉄株式会社様 など多数 SNS関連ブログ: ・SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには? ワークショップ関連ブログ ・定期配信からさらに一歩進んだプロジェクトへ!ワークショップ参加者インタビュー:アプリコット出版株式会社 ・メールマーケティング担当者のためのプロジェクト力養成ワークショップ参加者インタビュー:株式会社繊研新聞社


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感想戦でゴールまでの“ツジツマ”を再確認!第2回プロジェクト力養成ワークショップ

感想戦でゴールまでの“ツジツマ”を再確認!第2回プロジェクト力養成ワークショップ

イベント • 2018.11.25

第1回からみなさんのプロジェクトは進んだか? 2018年9月からスタートした、「メールマーケティング担当者のプロジェクト力 養成ワークショップ」。6ヶ月間にわたって行われる本プログラムの第2回目が10月24日に開催しました。 (本プログラムの企画背景、第1回で行ったことは、下記の記事でご覧下さい) 『メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講!』 第1回では、自社メディアの購読者数を増やす、ビジネスイベントの参加者満足度の向上、自社ECサイトのコンバージョン改善など、様々な業界からご参加された担当者のみなさんが、ご自身の業務を「プ譜」という、プロジェクトの構造を可視化するツールで記述するということを行いました。 プロジェクトをどのように進めていくかというと、各種プロマネツールはもちろん、ガントチャートやタスクリスト、議事録といったツールを使われている方が多いと思います。しかし、プロジェクトの目的の実現に対して、どのような「あるべき状態」をつくり出し、そのために必要な施策を自社に与えられたリソースに基づいて考案し、実行していくかという“ツジツマ”を確認・共有するツールはありませんでした。プ譜とは、そうした“ツジツマ”を共有し、プロジェクトを進めていくためのツールです。 このプ譜を書き起こしたのが第1回。それをチームメンバーや上司の方と共有して頂き、実際にプロジェクトを進めてみて、遭遇した事象、獲得した情報などを最初に書いたプ譜に追記していくということを、第2回のワークで行いました。 プロジェクトに起きた変化をプ譜に書きこんだ後は、グループワークを以下のように行います。 自分のプロジェクトがどのように進んだかをプ譜を見せながら説明。 説明を聞いている人は、気になったこと(「なんでそういう施策を取ったんだろう?」等)や知らないこと・わからないこと(「これはどういうことだろう?」等)をメモします。 ※この時、聞いている人はひたすらメモします。途中で話している人の話を遮るのは厳禁! 説明が終わったら、メモした内容から、最も聞きたいと思うことを質問する。 説明した人は質問された内容に答える。 このやり取りが一巡したら、質問したメモを説明者にプレゼントする。 これをメンバー分行うことで、説明者にとっては自分では見落としていたことに気づいたり、「疑問にも感じなかったこと」を見直すキッカケになったりします。例えば、自分が何気なく書いた「メルマガ購読者の質を測る」という指標について、聞いている人から「購読者の質はどのように取るの?」という質問から、「そもそもその指標の立て方で良かったのか?」といった疑問や、「そのアンケートのつくり方でよいか?」といった見直しを行うようなことがあります。これは、社内の同じチームメンバーであれば、なんとなくその場の雰囲気やこれまでの習慣などから疑問にも感じないことが、利害関係のない第三者からの指摘によって気づかされるというものです。 また、説明を聞いた人にとっては、他者の効果的だった施策はもちろん、お互いがメールマーケティングの当事者であるということもあって、知らなかったメールの機能や活用方法といったノウハウを得るといった効果があります。(このような、お互いに知識を交換したり、自分では気づけなかったことに気づかせてもらうワークを、プ譜では将棋に範をとって、「感想戦」と呼んでいます。) 参加者のみなさんの感想 今回、初めてプ譜を書いてプロジェクトを動かし、互いに自分のプロジェクトを説明し、質問し合う感想戦を行ったみなさんから、以下のような感想を頂きました。 第1回でプ譜を書いたことで、なんとなく「こうやっていこうね」というものが可視化でき、上司や同僚と共有してプロジェクトを進めやすくなった。 頭で漠然と描いていた構想を見える化することで、整理ができたように感じるのと、同時にやるべきアクションも明確になる。 自分でできることはもうあまりないんじゃないかと思っていたが、他人に質問をされることで、自分にできることはまだまだあると思えた。 自分の業務を他者に理解してもらうのは大変だと思った。 他の人はこうやってプロジェクトを進めているのかというのが、とても勉強になる。 他者に質問をすることで、自分自身の身も引き締まる。(なんで、こういう施策を行うのか?ということを、自分自身も問われるという意味で。考えなしになんとなくやっていてはいけない) 表面的なものは異なるけれど、根本的な悩みはみな同じだなと感じた。 自分たちの問題ばかりを考えていたのが、他人の問題を考えることで、違う脳の回路を使うことができたように感じる。 互いのプ譜に対してフィードバックを行い、ナレッジや悩みの交換を行うことで、参加者のみなさんの距離感がグッと縮まり、議論が大いに盛り上がっていました。 本ワークショップはあと4回(4ヶ月間)行われますが、引き続きみなさんのプロジェクトに伴走していきたいと思います。 書籍『予定通り進まないプロジェクトの進め方』 (関連記事) メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート(2018/6/19) オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?(2018/7/22) メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講!(2018/10/15)


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【Webメディア向け】メール特化型MAを使いこなす!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート

【Webメディア向け】メール特化型MAを使いこなす!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート

イベント • 2018.01.16

皆さんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 2017年Benchmark Emailでは、新たに追加されたEMA機能(メールマーケティングオートメーション)を使いこなすべく、いくつかの業種にテーマを絞りワークショップを行ってきました。 EMAとは送られたメールに対して購読者が行ったアクション(開封やメール内に記載のあるリンク先のページへ推移するなど)をきっかけに、購読者それぞれに合わせた内容のメールを自動で送り分けることができるもので、設定次第でメール施策をさらに効果的にできるものです。 ですが、メールのシナリオを考えること、シナリオ通りにメールを設計するのは容易ではなく、マーケティングオートメーション(MA)同様、ツールを導入しただけで、すぐに仕事が楽になるというものではありません。 この形式でのワークショップ最終回となる今回も前田 考歩氏が講師となり、参加されたオウンドメディアを含むWebメディアを運営する企業のマーケティング担当者に、メールオートメーションのシナリオ(カスタマージャーニー)を考えていただきました。 Webメディアのメルマガ配信は「大量」がポイント!? 昨今のビジネスマンたるもの、業界のニュースはちゃんと掴んでおかないとビジネスの波に乗れません。そのため、よくチェックするWebメディアのメルマガを購読し、最新ニュースをいつでもチェックできるようにしているという人がほとんどではないでしょうか。 前田氏も多くのメルマガを購読しているのですが、2017年11月10日〜12月6日の間に購読している10のWebメディアから受信したメールの数は、なんと合計774通!一日に換算すると28通という数字に。 多くの企業が陥る、配信コンテンツ不足という問題とは逆に、大量のコンテンツを持っているからこそ、配信し過ぎてしまう傾向に陥りやすいのがWebメディアの現状なのかもしれません。 しかし配信数が多すぎると、購読停止や未開封の量も増えてしまい、せっかくのコンテンツを届けられずに機会損失を生んでしまいます。 今回のワークショップでは、より効果的にコンテンツを届けて、ファンを増やしたり(エンゲージメント強化)購買につなげるための施策として、以下のオートメーションシナリオを考えてもらいました。 1. メール施策全体のゴール設定とターゲットを明確化します。その上でターゲットを割り当てるためのデータ(トリガーデータ)を考える。 2. オートメーションのトリガー(オートメーションメールが開始するきっかけ)となる最初のメール案を作る。またそのメール内のリンクをクリックし進む先のランディングページ(LP)内容を考える。 3. トリガーとなる2で作ったメールが開封されなかった場合、未開封者のみに送られる別のメール案を作る。また別のメールを開封したがLPに進まなかった方に、よりLPに進んでもらいやすい別のメール内容を考え、それでも最終的なコンバージョン(CV)に至らなかった方を対象に別のLP施策をそれぞれ考えてもらいました。 参考記事: ・おまえは今まで開封したメールの本数をおぼえているのか? - 前田考歩 ・Webメディアから学ぶ!オウンドメディアのニュースレター向けHTMLメールデザイン17選 シナリオ発表 今回ワークショップに参加された方の中から株式会社スープストックトーキョー様が考えたシナリオ施策案を中心にご紹介します。 ※こちらは今ワークショップで考えた施策案であり、現在同社が行なっているメール施策とは内容が異なります。 1. メール施策のゴールとターゲットを明確化する まず初めにオートメーションシナリオを作る上で、最初に施策を行うゴール(メールの目的)と対象となるリスト(ターゲット)を考えました。 スープストックトーキョーではメール施策のゴールを実店舗への来店とECサイトでの販促とし、ECサイトにおいて、「〇〇年代に人気の商品」や「家族で楽しめる商品」といったキャンペーンを行うために、顧客の利用時間帯や年齢、結婚の有無といった個人情報を軸に想定しました。 またその他の参加者からは以下のような案が上がりました。 ゴール:紹介ツールへの問い合わせ件数(webツール紹介ポータルサイト) ゴール:セミナー集客(BtoBオウンドメディア) ゴール:商品知識を深めてもらう(雑貨ECサイト運営企業のオウンドメディア) 2.オートメーションのトリガー(オートメーションメールが開始するきっかけ)となる最初のメール案を作る 次にオートメーションシナリオの発起となる最初のメールを考えました。スープストックトーキョーでは毎週リリースされる新メニューをメールで案内します。そこに合わせて1で想定したゴールに合わせたターゲット(リスト)に訴求できるよう「朝限定メニュー」などのパーソナライズの要素をメールに加えます。 このメールを読んだ先のLPでは今週おすすめメニューを一覧で紹介すると共に、近くの店舗検索ができるような検索機能を付け、メールから来店を促す動線を作理ます。 その他の参加者からは以下のような案が上がりました。 件名にメール本文で紹介するツールのカテゴリーを加える(webツール紹介ポータルサイト) メールの件名に「人気ブランド、初回購入で送料無料」とお得ポイントを明記し、メール内容ではパーソナライズで名前を挿入する。また文章に人感を加える(雑貨ECサイト運営企業のオウンドメディア) 3 トリガーとなるメールが開封されなかった場合、開封しなかった人のみに自動で送られる別のメール案を作る 最後に対象リスト内で、2で考えたメールを開封しなかった購読者に自動で送られるメール案を考えてもらいました。これは、1通のメールで振り向いてもらえなかった購読者だけを対象に、別の訴求ポイントのメールを送信し、開封してもらおうというものです。 最初のメールで今週の新着スープを訴求したスープストックトーキョーでは朝や昼にオススメのメニューといったターゲットとなるリスト内の利用時間帯に合わせた内容のメールを想定しました。そのほかにも栄養価など、食を健康といった異なる側面からのアプローチを考えました。 またメール内容を「季節のおすすめ」といった限定感をアピールしたり、素材の話など、健康面を深掘りする内容を考えました。 そしてLP案ではCVを後押しするため、特典やキャンペーン、利用イメージを強めるためのシーン別の内容というアイディアでした。 その他のアイディアでは、CVを促すために「残りわずか」や「タイムセール」といった切迫感を訴求するといったものが上がっていました。 メール配信において「開封」はとても大きなポイントであり、多くの企業で試行錯誤を繰り返しているのではないでしょうか。過去の事例記事にて開封率アップにつながった事例をまとめたこちらの記事も是非読んでみてください! 【事例4選】メルマガ開封率upに効く!読まれるタイトル施策まとめ さいごに 今回Webメディアが利用するメールマーケティングオートメーションワークショップを行いましたが、単にニュース提供だけをするメディアだけでなく、ECサイトのオウンドメディアなど、売上を得るためのメディアもありWebメディアと一口に言っても、様々な用途があることがわかりました。 今回のまとめはこちら ターゲットを細分化し、そこへ訴求するメールを送ることでより的確な効果を追求する 利用用途を想定した内容でより強いイメージを提供する 切迫感や特典など、特別感を忘れない 以上、伏見でした! 過去のワークショップはこちらからどうぞ ・【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【人材ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【不動産ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート また、WordPressプラグインを使用するとサイトのデザインに合わせた登録フォームを簡単に作成できるので、WordPressでサイトを作成する場合が多いメディア運営者の方々にはおすすめです。 ・WordPressプラグインでメール配信する方法を図解してみた


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【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート

【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート

Benchmark イベント • 2017.04.10

こんにちは、ブログ担当の伏見です。 2017年メールマーケティングトレンドブログでもご紹介しましたが、メールマーケティングの分野における「オートメーション化」が注目されている中、Benchmark Emailではメールマーケティングオートメーションツール(EMA)のリリースを控えています(現在はBeta版が公開中)。 新しい領域であるため、まだわかりにくいことが多く、まずは理解を深めてもらうため、また私たちも様々な業種や企業におけるメールのオートメーション化に対する意見をいただくため、定期的にワークショップを行うことになりました。 第1回目となる今回はEコマース分野のマーケターの方々にお集りいただき、メールオートメーションの核となる「シナリオ作り(カスタマージャーニー)」についてのワークショップを開催しましたので、そのレポートをお届けします! メールマーケティングオートメーションって何? メールマーケティングオートメーションとは受信したメールに対して購読者が行ったアクションをトリガー(きっかけ)に、購読者それぞれに合わせた内容のメールがその後自動で送られるというものです。商品を購入ページまで行ったが、購入しなかった人にお知らせメールを送るといった、いわゆるカゴ落ちメールがわかりやすい例として挙げられます。 さらにオートメーションにより以下のことを自動化させることができるようになります。 顧客趣向、アクション(メールの開封や、リンククリック、特定のURLへの移動)に適したメールの送り分け メールから特定のアクションを起こした顧客のリスト化 アメリカではすでにメールのオートメーション化により効果を得られたという事例もあり、今までのメールマーケティングの効果をより効率的に高める手法として、今後日本でも確実にトレンドとなることが予想されます。 さて、今回のワークショップでは講師に「Web動画クリエイター養成講座」「自社セミナー企画実践講座」などの講座を宣伝会議で開いている前田 考歩氏を迎え、Eコマースをテーマに行いました。参加された航空会社や大手スイーツチェーンなどのメール担当者の方に自身のビジネスで考えられるオートメーションシナリオを実際に作っていただきました。 Eコマースでのオートメーション施策 1. まず上記の様にシナリオの起点となる1通目のメールアイディアを作りました。メールから達成させたい目的(=コンバージョン: CV)を考え、それを元に「件名」「本文」「メールから推移するランディングページの内容」を作成しました。 オートメーションのシナリオとして、1のメールを開封しなかった人(=メールの目的達成度が低い層)をコンバージョンさせるために、その後2回にわたって別のメールを配信するというものを用意しました。1通目のメールを開封しなかった人へ次のメールを送信、さらにそのメールも開封しなかった人にはまた次のメールを送るといった具合に、反応のなかった顧客をどの様にアクティブ化させるのかという施策を考えていただきました。 作成したシナリオを発表 今回のテーマがEコマースであったため、参加者のメールのコンバージョン目的は「注目商品の購入」と共通していました。その上で、1通目のメール未開封者へのさらなるアプローチを行うためのシナリオアイディアをそれぞれ発表していただきました。 こちらは果物のEC販売を行っているグローバルフルーツ株式会社様の解答例です。 同社では過去に別の商品を購入したことがあるが、グレープフルーツ購入歴のない既存顧客に対し、グレープフルーツの魅力をアピールし購入(コンバージョン)に至ってもらうためのシナリオを作成されました。 最初のメールでは件名から注目商品であることをアピール。さらにその次では「グレープフルーツはすっぱいから苦手」と思い、最初のメールを開封しなかったであろう層を想定して、甘味をアピールするなどより細かい商品情報を伝え、最後のメールでECサイトでの購入方法、口コミ情報を伝えるというシナリオになりました。 また他の参加者の回答から以下の様に幾つかの共通した施策が見えてきました。 商品知識を伝える 商品の特性や製造工程や栄養価など、それにまつわるストーリーを伝えることで、さらにその商品を知ってもらった上でコンバージョンに至ってもらう。 例:)商品であるチェアーと腰痛の関係性を伝え、チェアの改善が体に与える影響を伝える。 商品の特徴や利便性などをさらにアピール 使用例やさらに美味しく食べる方法など、その商品の使用イメージを膨らませてもらう。 例:)一押し商品をさらに美味しく食べルための調理法を紹介。レンジで5分温めると、アイス感覚。さらに15分温めるとカリッと食感など 比較 ライバル商品との比較から優位性をアピール。 例:)電車と飛行機移動の金額、所要時間を表で比較。より便利でお得であることを明確化できます。 口コミ体験や付加価値を伝える 利用者の声や付加価値 例:)実際に利用した方のレビューを公開 実際に商品販売を行っている企業のマーケティング担当者だからこそ、出てくるアイディアはとても実践的でした。 そして、多くの方が挙げられていた施策アイディアに、最後のメールで割引やクーポン情報を伝えるというものがありました。やはりメール施策のコンバージョンが購入であることから、よりそのゴールを達成するために効果的な施策であることが伺えます。 さいごに 通常のメール配信では1つのメールを送って終わり(もしくはメール結果を確認し、次の施策に生かす)となりますが、メールをオートメーション化させることで顧客へのアプローチを効率よく行うことができます。シナリオを作成するためには、マーケティング知識はもちろん、十分な顧客情報を含んだリストの保有などが必要と、オートメーション施策を行うためのタスクはけして少なくありません。ですが一度作れば後は自動化されるなど、作業負担の軽減にもつながることから個人的にもかなり興味を持っている分野です。 Benchmark Emailでは今後もこの様なワークショップを行い、それぞれの施策の考え方などをイベントレポートとしてご紹介してきます。それでは、伏見でした。


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