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メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例50選

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メールマーケティングノウハウ 事例 • 2018.11.08

*本記事は、オーストラリア発のグラフィックデザインツール“Canva”のサイトに掲載されているMary Stribley氏による記事“50 of the best email marketing designs we\'ve ever seen (and how you can create one just as good)”の翻訳記事です。 メールマーケティングは、過去の産物ではありません。 2016年末には、世界中で使用されるメールアカウントの総数が43億を上回りました(参考)。デジタル化を好まないとしても、メールを使用する時代に私たちは暮らしているのです。知ってのとおりメールは相手に速く届きますし、一番重要なことは「効率的なこと」ですからね。 メールマーケティングの成功を証明する興味深い統計の1つを例に出してみましょう。McKinsey & Companyは、FacebookやTwitterを用いることと比較して、メールを用いることで新しい顧客を40倍もの高確率で獲得できると公表しています。 あなたが新規事業を始めたばかりの場合、もしくはメールマーケティングの成功をうまく活用したい場合には、素敵なデザインを施したメールを、顧客や消費者向けに作成し送信することが、他の企業の先手を取る重要なポイントになります。多くの会社がビジネスのためにメール配信をしているので、素晴らしい見栄えのメールで読者の関心を瞬時に引きつける必要があります。見る価値のあるメールを配信することで、読む以前に読者がメールを削除してしまうリスクを避けることができるのです。 より多くの読者を獲得するために、あなたの会社の顧客や消費者も参加させ、メールマーケティングのキャンペーンを策定してみることも良いでしょう。プロのデザイナーがどのようなメールデザインを作り出したのかを、このコラムで見ていきましょう。このコラムが本当に素晴らしいメールデザインを作るキッカケになることを願っています! Beautiful-email-newsletters.comが手がけたメールデザインを参考例として、このコラムに多く掲載しています。 01.大胆な配色を活かす The Stylish Cityの参考例を見てみましょう。大胆な配色でありつつ、きれいで淡い色がこのデザインに使用されているので、印象的でとても効果的です。赤と黒を組み合わせた落ち着いた色合いのカラーパレットが、モダンで洗練された雰囲気を作り出しています。レイアウトは魅力的で個性的。まるで、おしゃれな新聞とファッション誌が組み合わせられたようですね。また読者の視線が集中するよう、文章はデザインの前面中央の画像上に配置されています。 [caption id=\"attachment_16657\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By The Stylish City[/caption]   02.読者の関心を引く色使いにする IS Design + Digitalが手がけた下の参考例では、読者の関心を引くために鮮やかな色を使用しています。他の要素に読者の関心が移る前に、ヘッドラインを一気に読んでもらえる工夫が施されています。鮮やかな色の文字を使用することで、フェスティバル自体に興味がなかった読者にさえ、フェスティバルのことを覚え、思い出してもらえる効果を作り出しています。また、文字を囲う四角形がデザインの効果を最大限に引き出していますね。強いメッセージ性のある画像、ひときわ目立つ「行動のキッカケ」や強調した色のコントラストが、このデザインでは効果的な要素になっています。 [caption id=\"attachment_16658\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By IS Design + Digital[/caption]   03.アニメーションで遊び心を加えてみる Mika Osbornが手がけた下の参考例では、「楽しく」「創造性のある」GIFを使用しています。ユニークで楽しい驚きと記憶に残るようなデザインが、シンプルで明確なメッセージを読者に伝えています。このデザインのメッセージは読者にしっかりと伝わり、企業のPinterestをフォローするように促していますね。それだけでなく、このイメージのように素晴らしい商品の雰囲気が顧客に伝わってきます。中間色を活かした背景と主要なデザイン要素を中心部に配置することで読者の視線がGIFに集中します。情報をその周囲の完璧な位置に配置することで、読者に他の情報も見るキッカケを与えています。 [caption id=\"attachment_16659\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Mika Osborn[/caption] ※画像をクリックすると、リンク先でアニメーションをご覧頂けます。 04.シンプルさを保つ Appleのメールデザインは、余白を大いに活用し、製品に読者の視線を集中させています。読者の興味をそそるよう、製品の画面にポップな配色を使用していますね。また、読者が簡単に必要な製品情報を抜き取れるよう、縦方向の階層を用いて、きれいで適切な位置に情報を配置しています。異なるフォントサイズとグレースケールを使用することで、どの情報が重要で、どの情報がそれほど重要ではないのか、読者が簡単に理解できるようにしていることも分かります。最小限のデザイン要素とシンプルな構成でデザインを作り上げることで、製品の要点がすぐに分かるようになっているのです。 [caption id=\"attachment_16660\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Apple[/caption]   05.コンテンツを輝かせる Arturが手がけたデザインの中心部にはキレイな画像が配置されていて、読者がそのキレイさに思わず2度見してしまうことでしょう。浮かび上がっているように見える白色の文字といった、デザインを構成する全ての要素が背景にうまく溶け込んでいます。画像を説明する部分に使用されているダークグレーが、それぞれの写真の色を補完し、デザイン全体をクールでモダンな見た目にしています。 [caption id=\"attachment_16661\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Artur[/caption]   06.印象的なカラーパレットを作ってみる 印象的で鮮やかな色調を使用した目の覚めるように鮮やかなカラーパレットと独特なコンセプトが、Engageのメールデザインに使用されていて、読者の注目を引きつける要素になっています。このデザインを特徴づける鮮やかな黄色と、シンプルさを作り出す画像・背景や黒と白のグラフィックがうまく組み合わせられています。今までに見たことがないような配色を用いていることで、他のメールの中でもひときわ目立つ存在になっています。 [caption id=\"attachment_16662\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Engage[/caption]   07.ポップな色使いにしてみる Studio Newworkが手がけた目を惹くメールデザインは、企業内のクリエイティブな社員で構成されたチームにより作成しました。読者の目を惹きつける鮮やかな黄色の背景と画像の絶妙な切り取り方が、デザインを効果的に見せています。このような色使いをすると、読者の視線が適切なコンテンツに移るようになります。必要な要素を要約し、文章を独創性あふれる位置に配置することで、デザイン全体に視線がいき渡ります。素晴らしいデザインを作成するために、鮮やかな色と最小限のデザイン要素をこのデザインでは組み合わせています。 [caption id=\"attachment_16663\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Studio Newwork[/caption]   08.認識しやすい要素を盛り込む Burberryのメールデザインは、ブランドの象徴ともいえるトレンチコートを全面的に推しだすことで、ブランド認知度を高めるという素晴らしい視覚的方法を活用しています。トレンチコートの色に多く使用されているベージュ系のカラーパレットとブランドの象徴になっているトレンチコートのさまざまな画像を盛り込むことで、読者が瞬時にどのブランドのデザインなのかと認識してくれます。キレイで清潔感のある書体を用いて、グリッドに適切な設定をすることで、読者がデザインのビジュアルストーリーを簡単に目で追うことができます。シンプルで、デザインのスリム化を図りつつ、簡単にどのブランドのメールなのかを読者に認識してもらえるデザインになっています。 [caption id=\"attachment_16664\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Burberry[/caption]   09.余分な要素をなくす 美しくて印象的。Chanelのデザインでは、シンプル・イズ・ベストな表現が際立っています。ブランドを象徴するイメージが1つ。ヘッドラインが1つ。説明が1つ。さらに、読者の「行動のキッカケ」も1つ配置されていますね。これら全ての要素がデザインの中心部に配置されていて、1つの要素が他の要素の邪魔をしていません。全体的なデザインは最小限に抑えられていますが、ブランドイメージを表現するリボンがデザインに魅力と遊び心を加えています。 [caption id=\"attachment_16665\" align=\"alignnone\" width=\"600\"] Design By Chanel[/caption]   10.コントラスト(対比)を出来るかぎり使用してみる Churchmediaの参考例を見てみましょう。メールを使ったイベント告知を興味深い方法で表現しています。さまざまなフォントのコントラストが際立っていますね。細字・太字、セリフ書体(明朝体のこと)・サンセリフ書体(ゴシック体のこと)をうまく組み合わせることで、文字が読者の目に飛び込んできやすくなり、視覚的な階層も加えられています。このデザインで使用されているカラーパレットには、素敵でパンチの効いたコントラストがあり、それがデザイン全体にモダンな雰囲気を作り出しています。同時に、デザインを見る楽しさもありますね。 [caption id=\"attachment_16666\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Churchmedia[/caption]   11.内容のメインテーマを指し示す Corbisのデザインは、「コンテンツをどのようにメールデザインのメインテーマとして機能させるか」を実現した完璧な参考例の1つです。デザイン要素が密集してしまうことを防ぐために用いた黒色の背景の中に浮かび上がって見える、心を揺さぶるような画像が、読者の関心を強く引いています。このデザインでは、タイトルと同様にストーリーからの引用文を表示し、リンク先のコンテンツを大々的に表示しています。そうすることで、読者にさらなる情報を読んでもらえるのです。 [caption id=\"attachment_16667\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Corbis[/caption]   12.全体のバランスを考える Tobenが手がけたメールは、興味深さと魅力は残したまま、シンプルで最小限のデザインが施されています。慎重に構成された画像とロゴには個性的な雰囲気があり、活き活きとしたオレンジ色がデザインに快活な雰囲気を与え、それがブランドの特徴を表しています。中央に配置された文章とデザイン要素が、このメールデザインにバランスの良い構図を作り出しています。読者がこのコンテンツにしっかりと目を通すことを促しているのです。 [caption id=\"attachment_16668\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Toben[/caption]   13.分かりやすくする SoSweet Creativeが手がけたデザインは、大き目のフォントサイズ、限定したカラーパレットと一目で分かる階層を用いています。おもしろいデザインで、見ていて楽しく、見ただけで「招待状が届いたのだ」と分かるような方法を使用していますね。それぞれの書体が隣り合う書体をより完璧な見た目になるように補っているので、文章が読みやすくなっています。このメールの重要項目は黄色のハイライトで強調されているため、読者の目を惹きやすくなっています。さらに、大きな矢印を配置することで、重要な情報に読者の視線を向ける配慮もしてあります。読みやすく、読者の関心をしっかりと引いているデザインです。 [caption id=\"attachment_16669\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By SoSweet Creative[/caption]   14.色々な図形を用いてみる PiotrŚwierkowskiがデザインした、円形のフレームと幾何学的にデザインを切り分けるというおもしろい方法が読者の目を引いています。デザイン要素が線で切り替えられているため合理性を感じますが、幾何学的な図形とデザイン要素を区切る線が、このデザインに個性的な雰囲気を作り出しています。また、情報を関連付け、どの情報が重要なのかをうまく指し示しています。おもしろい効果を引き出すために、あなたのデザインに幾何学的な図形を用いてみてはいかがでしょうか? [caption id=\"attachment_16670\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Piotr Świerkowski[/caption]   15.商品と関連性のある色を使用してみる Lindsey McMurrayが手がけたデザインは、明るく清潔感のある色で背景を分割し、遊び心がある商品をうまく表現しています。文字とビジュアルコンテンツを結びつけるために、色に関連性を持たせていますね。カラーパレットとデザイン全体の色の関連性を保ちつつ、バケツに入った塗料を壁に打ち付けた時にできるような模様は見ていて楽しいですし、商品の豊かな個性もうまく表現されています。力強い印象のあるカラーパレットと白の背景が互いの良さを引き立てあっています。 [caption id=\"attachment_17011\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Lindsey McMurray[/caption]   16.遊び心と機能性を融合する Marniのデザインでは、紙を切り取ったような画像をデザインに用いることで、創造力あふれるコンセプトを取り入れています。紙から切り取ったような洋服の画像は、デザインに懐かしさと実際に触れられるような印象を与えつつ、どの洋服を組み合わせたら自分の好きなコーディネートになるかといった想像力も読者に与えています。ネットのカタログ内にあるアイテムをユニークで遊び心と機能的な方法で読者に見せることで、非日常感あふれる雰囲気を創り出しています。 [caption id=\"attachment_16672\" align=\"aligncenter\" width=\"660\"] Design By Marni[/caption]   17.デザインにテーマを作り出す メールデザインに印象的なテーマを持たせることで、他のメールデザインの中でもひときわ目立つ存在になります。例えばOpen Seasonのデザインは、企業とメールのテーマに関連がある「宇宙」をベースにして作り出されました。繊細に表現した天体のアニメーション、星座のグラフィック、宇宙をテーマにした映画のスクリーン・キャプチャや熟考を重ねたであろう文章。これらが、企業の配信メールの強いテーマやデザインになっています。 [caption id=\"attachment_16673\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Open Season[/caption]   18.流れるようなデザイン&途切れのないデザインを作る Big Sea Design & Developmentが手がけたデザインは、ヘッダーにシンプルでスッキリとした画像を使用しています。画像には全体デザインと同じ明るい背景色を用いているので、デザインにシックリと馴染んでいます。まとまりがあり、落ち着いたデザインを作成する際は、写真をくっきりとした線で囲ってしまう代わりに、写真を全体デザインに馴染ませてみましょう。 [caption id=\"attachment_16674\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Big Sea Design & Development[/caption]   19.メッセージを視覚化する Need Supply Co.のデザインを見てみましょう。このデザインは、クリエイティブで独特なアプローチの仕方をとっています。それぞれのデザイン要素が十分に吟味され、セール情報を読者に伝える興味深い方法を使用していますね。太い白色の円が瞬時に読者の目をその部分に惹きつけ、メッセージを読者に伝えています。デザイン中央の人物の画像を対角線で区切り、男性と女性の画像を切り替えることで、50%までの値引きがあることを表現しています。また、メッセージが確実に読者に伝わるようにするために、印象に残るネオングリーンを使用し、読者の視線を各デザイン要素に向くようにしています。 [caption id=\"attachment_16675\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Need Supply Co.[/caption]   20.情報を論理的に整理する Simon Kerが手がけたデザインは、きれいに配置されたレイアウトと鮮やかなピンク色が目を引きます。非常に効果的に多くの情報を読者に伝えていますね。このデザインで特に注目したいのは、シャープな表現方法で読者の視線を釘付けにする効果を生み出しているデザイン。黒色の背景にショッキングピンクでリンクを目立たせていますね。さらに、四角形のデザイン要素をきれいに配置し、その要素間に均一な余白をとっています。多くの要素があるにもかかわらず、きれいに情報が整理された印象を作り出していますね。どのように情報や要素を整理するのか、またその階層をどのように作るのか……多くの情報を盛り込まなければならないデザインで、それを体現した素晴らしい参考例の1つです。 [caption id=\"attachment_16676\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Simon Ker[/caption]   21.力強い表現をしてみる Elizabeth Liesが手がけた、最小限に手を加えたデザインの参考例を見てみましょう。このデザインでは、企業のメッセージを強く・明確に表現し、それを読者に伝えています。屋外での生活のシンプルさを読者に見せるというブランドミッションの考えを基にしているデザインです。シンプルな書体と見たままの意味を持つ画像を使用することで、企業のブランドミッションとブランドの考え方を読者に明確に伝えることができるのです。 [caption id=\"attachment_16677\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Elizabeth Lies[/caption]   22.情報を整理する Hatch Inc.のメールデザインは、簡単かつ効果的なレイアウトを使用しています。注視してみると、きれいでバランスがとれたデザインに多くの情報が整理・配置されていますよね。異なるセクションのコンテンツを読者が混乱することなく見ることができます。それぞれの画像は、他の画像の邪魔をしないように十分な余白を設けていて、また、デザインに散らばった印象を作り出さないために、小さめの書体サイズの設定がなされています。このように、それぞれのデザイン要素の配置に配慮をすることで、デザインにきれいなバランスが生まれ、とても見やすくなります。 [caption id=\"attachment_16678\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Hatch Inc[/caption]   23.限られた色を使用する Nick Cadeが手がけたデザインは、明確・きれいに整理・魅力あふれる方法で多くの情報を読者に伝えています。情報が黒の書体で書かれているので、その重苦しい雰囲気を壊すために、デザイン全体にパステル調の緑色を使用しています。きれいにセクション分けされた情報と統一されたフォントの選択がさらに文章を読みやすくしています。 [caption id=\"attachment_16679\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Nick Cade[/caption]   24.選択する際は、その理由づけもする Pixel Buddahのデザインに使用されている美しく穏やかな画像の数々が、読者の心を鷲づかみにしています。また、やわらかな色使いのカラーパレットとは異なる雰囲気の色が、読者の目を惹いていますね。この参考例にはきれいな書体が設定され、よく練られた考えがキャッチコピーとして盛り込まれています。「More」(ここでの意味は『詳しい情報はここをクリック』)というシンプルな単語をメインになる「行動のキッカケ」として使用していますね。シンプルでも分かりやすい単語を使用することで、読者の「情報を知りたい」という気持ちに拍車をかけ、実際に行動を促す賢い手法です。熟考を重ねたであろうスペースの空け方、色や書体が、このデザインをより効果的にしています。 [caption id=\"attachment_16680\" align=\"aligncenter\" width=\"700\"] Design By Pixel Buddah[/caption]   25.モノクロで表現してみる Seippのデザインを見てみましょう。モノクロのカラーパレットと色のコントラストをうまく組み合わせ、ひときわ読者の目を惹くデザインを作り上げています。グレースケールを使用して幾何学的に情報を分割することで、オシャレでモダン、かつ洗練された見栄えになっています。画像、書体とグラフィック要素を絶妙なバランスで配置することにより、読者の目がスムーズにメールの隅々にまで届くようになっています。また、読者が必要な情報を混乱することなく簡単に分類できるデザインになっています。このモノクロの良さを最大限に引き出したデザインには、要素の素晴らしい組み合わせをしたセンスも併せて感じとることができます。 [caption id=\"attachment_16681\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Seipp[/caption]   26.文字と画像をバランスよく配置する Shopbopのメールのレイアウトを見てみましょう。バランスがとれていて、デザイン要素が整理され、伝えたいメッセージが単刀直入に表現されていますね。読者の目を惹く魅力的な画像を盛り込み、鮮やかでポップな配色とうまく組み合わせられています。短いものの、かわいらしくシンプルな書体の文字も添えられていますね。このデザインには、読者にリンクをクリックさせる最適なデザイン要素がうまく盛り込まれています。 [caption id=\"attachment_16682\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Shopbop[/caption]   27.情報を横方向に分割する Beans N\' Rice Creative Studioが手がけたデザインは、情報セクションを均等に分割しています。そうすることで、1度のメール配信で複数の重要な情報を読者に伝えらることができるのです。ヘッダーとフッターを完全に離れた位置に配置し、情報は横方向に分割表示しています。そのため、読者はスクロールをして簡単に必要な情報を抜き取ることができるのです。それぞれの画像はシンプルではあるものの、色が強調されています。また、それぞれのセクションで伝えたいメッセージをそのセクション内で完結させ、他のセクションの情報のメッセージ性を打ち消してしまうことはありません。 [caption id=\"attachment_16683\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Beans N\' Rice Creative Studio[/caption]   28.コントラストを使いこなす Stolen Girlfriends Clubのデザインを見てみましょう。黒色の背景、カラフルな画像に白い書体を用いることで、力強い色のコントラストと洗練されつつもおもしろい効果が作り出されています。 白色で大きく表示された数字と大胆に強調した見出しが、読者が数字の順を追ってメールの上から下まで目を通すよう促しています。 アライメントは変化していますが、デザインに統一感があるので素敵な見栄えになっています。 [caption id=\"attachment_16684\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Stolen Girlfriends Club[/caption]   29.素朴な雰囲気にしてみる Need More Designsは、昔の学校にありそうなタイプライターのフォントとモグラ色(ブラウンを帯びたグレー)のカラーパレットを使用し、ヴィンテージ感があるデザインを作り出しています。手書きのような「Happy Mother’s Day(母の日おめでとう)」が温かみのある雰囲気をデザインに加えています。誰もが祝う母の日に焦点を当てることで読者とのつながりを生み出していますね。落ち着いた色合いの背景を用いて商品の写真が撮られ、「行動のキッカケ」と説明はシンプルにまとめられています。情報を最小限に抑えることで、「もっと情報を知りたい」という読者の「行動のキッカケ」を作り出しているのです。 [caption id=\"attachment_16685\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Need More Designs, LLC[/caption]   30.読者のDIYを促してみる Terrainのデザインは、楽しさと創造力あふれるアイデアを基盤にして作成され、それがうまく表現されています。ユニークなデザイン要素が多く盛り込まれていて、早くプランを立てたいとワクワクした気持ちでいるパーティーを感じさせるデザインになっています。実際の生活で使用するお皿やボトルと言ったアイテムと、パーティーの準備の順序を表しているようなレイアウトが、黒板が醸し出すやわらかい雰囲気とうまく調和しています。この効果が、メールの流れに沿って「自分もパーティーを開こうかな」という気持ちを生む「DIY(自分でやってみよう)」の感情を読者に与えているのです。 [caption id=\"attachment_16686\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Terrain[/caption]   31.ビジュアルマップを作成する Petr Pliskaのメールデザインには、読者がより簡単に情報を得られるビジュアルマップが盛り込まれています。それぞれのポイントには、その情報を指し示すアイコンが用いられています。ここでのアイコンは、メール内の情報が読者にとって膨大な量になり過ぎないように、視覚的なヒントを与える役目を果たしています。多めの余白と最小限に抑えたカラーパレットが、デザインのバランスを整え、情報を読みやすくしています。 [caption id=\"attachment_16687\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Petr Pliska[/caption]   32.誇示して表現してみる Wildfoxのデザインでは、ブランドの力強いテーマを作り出す画像を吟味していることが見てとれます。活気あふれる素晴らしい画像を使用することで、ファンタジーのような雰囲気を作り出し、読者の関心をメールの内容に瞬時に引き込んでいます。デザイン全体を引き締めるために、読みやすい手書き風の書体をうまく活用しています。 [caption id=\"attachment_16688\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Wildfox[/caption]   33.「行動のキッカケ」を1つだけ大きく表現してみる J. Crewのこの参考例は、読者の視点に重きを置いたデザインになっています。 読者が画面をスクロールしていくことで現れる大きなエクスクラメーションマーク。これを大きく表現し、読者の「行動のキッカケ」を促すことで、読者がより簡単にメールに目を通すことができ、さらにリンクを押してもらいやすくなります。人の持つ好奇心というものは、時に有効に利用できるのです。非常にシンプルで大胆さがありますが、アイデアがよく練られたメールデザインです。 [caption id=\"attachment_16689\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By J.Crew[/caption]   34.パターンで遊び心を加えてみる Kate Spadeのデザインでは、主要なビジュアル要素としてコントラストを活用したパターンとシンプルさの中に鮮やかな印象のあるカラーパレットを使用しています。白と黒を活かした、ひときわ目を惹くパターンに対して、鮮やかな黄色とターコイズブルーを対比させていますね。そうすることで、文章の見やすさを損なうことなく、読者の注意をメールのコピー(広告文)に引きつけています。多くの読者から注目を集める簡単な方法の1つとして、派手なパターンをあなたのメールデザインに取り入れてみてはいかがでしょうか。 [caption id=\"attachment_16690\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Kate Spade[/caption]   35.お祝いのタイミングを逃さない 一斉配信メールの絶妙なメールの配信タイミングといえば、お祝いごとがある時ですよね。とはいえ、お祝いシーズンのメールデザインをする場合、ありふれたデザイン要素を用いないように注意しましょう。下に表示されているJ.Crewのハロウィンのメールデザインを見てみましょう。ハロウィンを表現する際によく用いられるオレンジ色と黒色、コウモリやクモの巣などに頼り切っていませんよね。J. Crewは、ブランドイメージに合うおしゃれな要素を取り入れ、デザインの大部分をモノクロで表現し、そこにオレンジ色の文字でデザイン全体を引き締めています。典型的なお祝いごとのデザインにおしゃれな工夫を凝らしています。 [caption id=\"attachment_16691\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By J.Crew[/caption]   36.頭の中にあるアイデアを追加してみる Urban Outfittersのデザインは、手書きの付け足しがなければ、読者がサッと目を通すだけになってしまいかねない非常にシンプルなレイアウトをしています。この参考例のように、画像の近くにいたずら書き風の黒のデザインを追加することで、デザインがより楽しくユニークになるのです。また、これらの要素全てがブランドの特徴をうまく表現しています。1つのデザイン要素を付け足してみることで、デザインを完全に違うものへと変えることができるのだと、このデザインが証明しています。 [caption id=\"attachment_16692\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Urban Outfitters[/caption]   37.商品で遊び心を表現してみる Michael Bodiamが手がけた、メンズウエアのブランドであるMr Porterのメールデザインには、遊び心・ユニークさ・機能性がうまく組み合わせられています。メールデザイン上に置かれているアイテムが地図のように見えますよね。これは、旅行に行くときに必要なアイテムを考えるときに役立つアイデアを表現しているのです。賢く、遊び心のあるレイアウトを作り出すことで、あなたのメールデザインをひときわ目立たせることができるのです。 [caption id=\"attachment_16693\" align=\"aligncenter\" width=\"602\"] Design By Michael Bodiam[/caption]   38.発想の転換をしてみる Advolocaruからテンプレートの参考例をご紹介します。封筒の中に入った手紙を表現するデザインのメールを受け取ることで、実際に紙の手紙を受け取ったかのような気持ちになりますよね。独創性のある雰囲気を保ちつつ、シンプルなグラフィック処理がきれいに情報を配置させています。 [caption id=\"attachment_16694\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Advolocaru[/caption]   39.少しずつ情報を明かす どのように読者がメールに目を通しているのかについて少し考えてみましょう。最も多いであろうメールの読み方は、メールに必要な情報があるのか素早くスクロールし、必要なコンテンツを抜き取るといったやり方でしょう。Banana Republicのデザインでは、ゆっくりと主要な情報を明かすことで、パンチの効いた「行動のキッカケ」を作り出しています。ここでの「行動のキッカケ」はリンクをクリックすること。この「行動のキッカケ」を盛り込み、スクロールし自分に必要な情報を抜き取る行動で、読者の遊び心を刺激しています。メールに盛り込まれた情報に対する読者の理解度を強める、シンプルで効率の良い方法です。 [caption id=\"attachment_16695\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Banana Republic[/caption]   40.間接的にメッセージを伝える ダイレクトにメッセージを伝えるようなデザインは、読者に素早い行動をすることを促せます。一方で、間接的にメッセージを伝えるようなデザインを作成することで、より素晴らしいデザインが出来上がることもあります。J.Crewのデザインでは、ブランドの商品を一切読者に見せていません。アパレルメーカーの大胆な発想です。商品を読者に見せない代わりに、読者の「行動のキッカケ」を促すよう『近いうちに買い物で良いことがあるよ』と書かれたフォーチュンクッキーの画像を使用しています。商品の販売に関して言うと、間接的なメッセージを読者に伝えるメールデザインでは、読者が商品を買ってくれない・デザインの意図が読者に明確に伝わらないなどといったリスクが生じることもあります。それでも、うまく機能したときには大きな利益につながるのです。 [caption id=\"attachment_16696\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By J.Crew[/caption]   41.最小限にしてみる Squarespaceのデザインでは、最小限に抑えた書体、画像、カラーパレットを使用し、これらをメールデザインの基盤にしています。シンプルでモノクロを活かした風景の画像を1枚のみ使用し、「10」という数字が画像の上に配置されています。メールデザインの他の要素は、黒色の文字で同じフォントサイズが適用されています。情報の階層を作るために、情報の主題に太字が設定されているだけのシンプルな構成です。デザインを効果的に読者に見せるためには、必ずしも多くの装飾が必要なわけではありません。デザイン要素を追加する代わりに、デザイン要素を減らすなど試みても良いでしょう。 [caption id=\"attachment_16697\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Squarespace[/caption]   42.角度のあるグリッドを使用してみる Sephoraのデザインでは、おもしろみのあるジグザグ状のレイアウトを使用しています。平面のレイアウトの画像に、鮮やかな色のブロックで強調した斜めのグリッドを使用することで、その線上にアイテムを配置しているかのように見せています。角度をうまく活用したレイアウトは、そのおもしろさのある見た目から読者の関心を引くと同時に、多くの情報や画像をきれいに配置させることができます。 [caption id=\"attachment_16698\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Sephora[/caption]   43.グラフィックを活かしてみる Handyの参考例では、顧客に感謝の気持ちを伝えるため、またインフォグラフィック(データや情報などを視覚的に表現する方法のこと)やデータを用いて事業の成功を祝う、「1年を振り返る」というカタチのメールを読者に配信しています。多くのグラフィックをメールに用いることで、遊び心をもちつつ、効果的に多くのデータや情報を読者に見せることができます。見ただけで企業が伝えたいメッセージが分かりますね。 [caption id=\"attachment_16699\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Handy[/caption]   44.アライメントを使用してみる 一般的なメールデザインのルールでは、文字を左揃えにすると読者にとって読みやすいとされていますが、常にそのルールに従ってデザインする必要はありません。Brother Motoのメールデザインでは、ほとんどの文字が中央揃えで配置されています。そのため、読者の焦点がデザインの中央に当たるのです。かなり効果のあるレイアウトでありながら、読みやすさと全体的なバランスの良さもあります。 [caption id=\"attachment_16700\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Handy[/caption]   45.読者を急がせるような表現をしてみる Jack Spadeのデザインでは、デザイン要素がシンプルではあるものの緊急性を読者に伝えています。砂時計のデザイン要素を使用することで、視覚的にも読者の「行動のキッカケ」を促しています。デザイン全体を見た後に読者の視線が中央に戻ってくるシンプルな視覚的要素を盛り込むために、デザイン全体はシンプルな構成になっています。また、大き目のフォントサイズ、活気があり・読者の関心を引く色を使用していますね。デザイン全体がシンプルとは言え、読者に緊急性と早く行動したほうが良いというメッセージを伝えています。きれいなデザイン・読者に緊急性を伝える・ダイレクトに情報を伝えるの3点を盛り込んだ良い見本です。 [caption id=\"attachment_16701\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Jack Spade[/caption]   46.写真を意図的に囲んでみる メールデザイン用の写真を撮る予定がある場合、写真があなたのレイアウトにうまく馴染むのかを確認するために早めに写真撮影の日程を立てましょう。TOMSのメールデザインは、その良い例です。デザインに使用しているさまざまな写真を白色のフレームで囲ってしまうことで、デザインの最前面と背景が他のデザイン要素や書体を引き立てる背景として機能しています。これはデザインにこの上ない柔軟性を生み出すシンプルな方法で、メールのデザイン要素がゴチャゴチャと散らかった雰囲気になることを防いでくれます。 [caption id=\"attachment_16702\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By TOMS[/caption]   47.サイドバーを活用する ウェブデザインの本をお手本にし、サイドバーをあなたのメールデザインに取り入れてみましょう。メールデザインの多くは、横方向に水平なブロックを使用して情報を分割していますよね。ここでSuper Thingsのデザインを見てみましょう。サイドバーを用いて情報を縦方向に分割し、文章とデータを均一に分散させることで、情報が一か所に集中することを防いでいます。そうすることで、メールの長さを短くすることが可能になります。 [caption id=\"attachment_16703\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Super Things[/caption]   48.文字を極力減らしてみる Canopyのデザインを見てみましょう。表示する文字を減らすことでデザインにメリットが生まれていますよね。あなたの会社が小売に重きを置いた会社である場合、もしくはあなたが何点かの商品を読者に見せたい場合、商品を大々的に使用して、商品が持つ良さを読者に見せましょう。それぞれのカテゴリーに分類した商品をカテゴリーごとに表示することで、読者がどのような商品なのか簡単に推測できるようになり、余分な説明が要らなくなります。文章を極力減らすことで、デザインがシンプルできれいな見栄えになり、伝えたいメッセージを読者に直接伝えることができるのです。 [caption id=\"attachment_16704\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By Canopy[/caption]   49.視覚ガイドを用いてみる 自社商品を読者に紹介し、その機能の良さを説明したい企業にとって、視覚ガイドはこの上ない最適な方法です。ここでは、InVIsionのデザインを見てみましょう。ユーザーに知ってもらいたいソフトウェアの機能を図形や注釈などを盛り込んで説明しています。この企業の商品の初心者でも、どのような手順で使用すれば良いのか簡単に理解できますね。視覚ガイドを活用するもう一つのメリットは、視覚ガイドを用いることで文章で説明をする必要性が少なること。完全に商品の使い方で混乱しているユーザーを想定して、使い方説明の完全版へのリンクを設定しておくと良いでしょう。 [caption id=\"attachment_16705\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By InVision[/caption]   50.コンテンツの構成を考える 最近、フラット・レイ(写真の被写体を平面に並べて、それを上から覗き込むように写真を撮る方法のこと)の写真をよく見かけますよね。そのトレンドをあなたのメールデザインに取り入れてみてはいかがでしょうか。DSW Designが手がけた、下に表示されているデザインを見てみましょう。シンプルなデザインを作るテクニックを活かした良い見本で、文章にもしっかりと焦点が当てられていますよね。使用されている画像は、読者に情報を伝える文章の邪魔にならない位置に配置されています。背景の四隅におしゃれなアイテムを並べてみることで、読者に伝えたいメッセージをより引き立たせる、素敵で視覚的なフレームを作ることができるのです。 [caption id=\"attachment_16706\" align=\"aligncenter\" width=\"600\"] Design By DCW Design[/caption]   このコラムで紹介したデザインから新しいひらめきがありましたか?もしデザインで使う画像に困ったら、デザイン作成サービスの「Canva(キャンバ)」をご活用ください。テンプレートを使って簡単にプロ並みのデザインが作成できますよ。 ※本記事はCanvaのブログ「デザインスクール」からの寄稿となります。 (関連記事) 驚きの効果を生み出すメールマーケティング成功事例10選とその秘訣! メールデザインの最先端!リッチコンテンツ活用と10の注意点とは? コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選


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メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講!

メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講!

イベント • 2018.10.15

ワークショップの企画背景 顧客や見込客に直接自社の情報を届けることのできるメールマーケティングは、リードナーチャリング、カスタマーリレーションマネジメントを目的とし、今なおビジネスにおいて非常に重要なツールとして活用されています。一方、スケジュール通りにミスなくメールを作成・配信することはもちろん、効果的な文面の作成や、配信リストのチューニングなど様々な作業を平行して行う必要があります。 これらの作業如何でメールの開封率やランディングページへの遷移率、コンバージョンからユーザーとのエンゲージメントに影響を及ぼします。つまり、効果的なメールマーケティングを行うためには、スケジュール通りのメール作成や配信はもちろん、リスト管理、効果検証など、目標達成のために広い視野を持ってプロジェクトをリードする必要があります。 しかし、過去のワークショップを通じてわかったことは、メールに関する業務はその他の業務と兼任されたり、未経験の方が担当されることも多く、業務の進行に苦労されるケースが多くあります。 この状況は、ともすれば全体最適よりは局所最適、「与えられた役割をこなせばよい(与えられたリストに対し、決められた期日に、定型デザインに従ってメールを送ればよい)」といった思考にさせてしまう可能性があります。 そこで、Benchmark Emailでは、メールマーケティング担当の方がプロジェクトマネージャーのように全体的な視点を持ち、その中で自身の業務を整理しながらマーケティング活動を進められるようにすることを目的に、「プロジェクト力」を養成する6ヶ月間のワークショップを開講しました。 この記事では、2018年9月26日に開催した第1回の概要と、今後どのようにプロジェクト力を養成していくかをご紹介します。 ワークショップの進め方 本ワークショップは6社8名の人数限定で開催しており、使用するテキスト及び参考図書として、講師・前田の書籍『予定通り進まないプロジェクトの進め方』を受講者のみなさんにプレゼントしました。ワークショップでは同書で提唱する「プロジェクト譜(以下、プ譜)」を使用し、自身のメールマーケティング業務を可視化することを行います。 プ譜とは、プロジェクトの進め方を可視化するフレームワークです。プロジェクトの目標に対して、その目標がどうなっていたら成功と呼べるのかという「勝利条件」を設定し、それを果たすための「中間目的」や「施策」を、所与のリソース(プ譜では「廟算八要素」と言います)の条件から考案・選択していくものです。 (クリックで拡大図が開きます) 例えば、2018年7月に開催したオウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトのプ譜は下記のようになります。 受講者のみなさんはそれぞれに所属する業界が異なり、オンラインチケットの販売促進、自社サービスの認知獲得、サービス利用率向上といった様々なプロジェクトの目標がありました。プ譜の制作にあたっては、日々色々な業務を行っている中、「何から手を付ければいいかわからなかったのが整理できた」といった感想や、「まだ社歴が浅く、上司から降ってくるタスクをこなすので精一杯で、自社にどんなリソースがあるかを把握していない」といった声が挙がっていました。 こうした整理・未整理をふまえた状況を可視化し、ご自身の目標達成に向けて採るべき施策を考え、実行し、その結果をプ譜にアップデートしていくことで、自分の仕事と会社や部署の目標を構造的にとらえることができるようになるのはもちろん、種々のナレッジを獲得・記録することができるようになります。また、月に1回集まってプ譜を元にしたディスカッションを行い、受講者のみなさん同士で役に立った施策や失敗例を共有していきます。そうすることで、互いに知見や気づきを得て、共に学んでいくことを目指しています。 今後の記事では、より具体的な施策についてご紹介をしていきます。 (関連記事) メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート(2018/5/1) オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?(2018/7/6) 【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは?


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効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説!

効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説!

メールマーケティングノウハウ 機能 • 2018.09.18

こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! 突然ですが皆さんは、 「自社のサービスを改善や商品企画のために顧客に意見を聞きたい」 というとき、どのような方法で調査を行っていますか? 座談会やインタビュー、アンケートなど、いくつか方法があるかと思います。中でもアンケート調査となると、質問項目の作成に配布、回収などの作業があるため時間も費用がかかると思われがちです。 そこで今回はスピーディでカンタンな方法であるメールを利用したアンケート調査についてご案内します。 効果的なアンケートを作成するためのコツ まずは効果的なアンケートを「質問項目が適切で、回答率が高い」と定義してみましょう。その場合、どのようなことに注意してを作成すれば良いのでしょうか? 適切な質問項目を作るための準備 質問項目を作成する前に、「アンケートから何を得たいのか、それをどうやって聞きだすのか?」ということを徹底的に検討することが大切です。 具体的には下記の項目を考えてみましょう。 ①アンケートの目的は? アンケート調査の目的がはっきりすることで、聞くべきことが明確になります。 例:自社製品の改善点を見つけるため、新製品のニーズを探るため ②誰に聞くのか? 調査の対象者がはっきりすることで、質問項目の内容や聞き方が決まります。 例:1年間自社製品を使ってくれている顧客70社を対象とする ③いつまでに、どうやってやるのか? 適切な質問項目数や、依頼方法、回答期限日が決まります。 例:メールを送付後1週間以内に10個の設問に回答してもらう、など ④集計方法はどうするか? 集まった回答の集計方法を決めておくことで設問の形式が決まります。 例:定量的に5段階評価で集計する、記述式の感想を開発会議で共有する、など 回答率を高める工夫 直接お願いすることができる対面の調査とは異なり、メールアンケートでは回答率を高くするための工夫が必要です。以下のことを意識して作成しましょう。 ①回答を選択式にする プルダウン、チェックボックス、ラジオボタンなどの選択式にすることで回答しやすくなります。特に利用率の半数以上を占めるスマートフォンでも回答しやすい形式にすることで回答率を上げられます。 下記は、弊社のアンケート項目の一部です。 ②分量・所要時間を明記する 「このアンケートは2ページあります」「所要時間は約3分です」というように、回答者がどのくらいの労力を割けば良いものかを明示するようにしましょう。何もない場合、回答者が全体の分量を把握できず、回答を止めてしまう可能性もあります。もし忙しいときにアンケートが届いても、所要時間が想定できるなら返答してくれるかもしれません。 ③締切日を伝える 回答者に締切日を伝えましょう。「あとでやろう」と思ったまま忘れられてしまう、ということを防ぐことができます。 ④わかりやすいことばを使う 回答者が最も理解しやすいことばを使いましょう。専門用語など分からないことばがあると、回答者は迷って回答ができなくなってしまいます。 ⑤件名と送信元名を明確にする メールマーケティングを実施されている方にとっては当然かもしれませんが、件名と送信元名は開封率/返答率を高める最も重要な要素です。誰が(企業名、ブランド名)、どういった目的でメールを送っているかを明確にしましょう。 当社でのアンケート活用事例 ベンチマークジャパンでもユーザー様に対してメールでアンケートを行い、その結果を元に機能改善などにつなげています。ここでは私たちがどのようなアンケートを作成し、活用しているかをご紹介します。 アンケート概要 アンケート目的:満足な点、不満な点を聞き、より良いサービスへ改善していくため 送る頻度と方法:アカウント作成から30日後、120日後、210日後、300日後に配信されるステップメールを設定 アンケート内容 アンケートでは、「Benchmark Emailを知人や他社におすすめしようと思うか/その理由」「お気に入りのポイントや機能」「Benchmark Emailのブログで紹介して欲しい情報や要望」の3点について質問をしています。 活用方法 毎週のミーティングで、アンケート結果の確認を行う時間を設けています。そこで一つ一つの設問に対する回答を見ながら次のアクションの話し合いを行います。 例えば「本社の開発チームへ機能の改善要望を出す」「FAQページの修正をする」「よくあるご質問をブログ記事で取り上げる」など、サービスの向上につなげています。 Benchmark Emailでアンケートを送るには? Benchmark Emailでは、簡易なアンケートフォームを作成することが可能で、用途別のテンプレートもご用意しています。具体的な作成方法はこちらをご覧ください。 (FAQ)アンケートの作成方法 メールでアンケートを送付する方法 作成したアンケートフォームを稼働させるとURLが生成されます。そのURLをメール内に挿入することで、受信者にアンケートフォームのページを案内することができます。 また、このURLをHPに貼ることで、自社サイト上でアンケートを集めることもできますし、SNSで回答を募ることもできます。 アンケート結果の確認方法 アンケート結果は、レポート画面の「アンケート結果」からリアルタイムで確認ができます。 SurveyMonkeyと連携も可能 SurveyMonkeyと連携しているため、SurveyMonkeyで作成したアンケートをBenchmark Emailで配信することもできます。 Benchmark Emailでご用意しているアンケートはシンプルなものになるため、より細かいカスタマイズをしたい場合は、SurveyMonkeyでのアンケート作成をおすすめします。 詳細は、こちらのページをご覧ください。 (FAQ)SurveyMonkeyとBenchmark Emailの連携 Benchmark Emailをご利用中のユーザー様も、サービスの改善や新製品の企画、社内アンケートなどで活用されています。低コストでスピーディに数多くの意見を集められるのがメールアンケートの強みですので、是非お役立てください! 関連FAQ: ・アンケートの作成方法 ・SurveyMonkeyとBenchmark Emailの連携 ・アンケートで設定できる回答形式はどのようなものがありますか?


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SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには?

SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには?

メールマーケティングノウハウ 機能 • 2018.08.27

利用者が増え続けるSNSと影響力を持ち続けるメールマーケティング オンライン上の顧客接点としてSNSはますますに重要なチャネルになってきました。Facebookが日本に上陸してから10年が経ち(2008年5月に日本版サービス開始)、その後スマホ利用の浸透と相俟ってTwitterやInstagram、LINEを主な情報源とするユーザーもさらに増えていると思います。 総務省の調査によると、インターネットの利用目的として今でも世代を問わずに最も多いのが「電子メールの送受信」ではありますが、メールの次にSNSが特に若い世代を中心として多くなってきています。 参照:総務省 情報通信白書「インターネットの利用目的」 ユーザーから見ると、ビジネスやサービスの契約関連などフォーマルな事柄にも利用されるメールと比較して、友人とのやり取りや娯楽要素の強いSNSではその用途がだいぶ異なるかもしれません。 しかし、マーケターから見ると、SEOやリスティングなど新規顧客獲得のプル型施策と比べて、保有するリストやファン・フォロワーへカスタマーロイヤリティ向上を目的に配信や投稿を行うプッシュ型の施策という点で、メールマーケティングとSNSは運用の考え方に近いものがあるのではないでしょうか。 そこで、SNSとメールマーケティングとの相乗効果を狙うにはどの様な施策が考えられるのか、それぞれの特徴を比較しつつ、海外レポートを交えてご紹介したいと思います。 SNSとメールマーケティングの比較 SNSには、Facebook、Instagram、Twitter、LINEなどチャットツールに加え、写真共有のSnapChatやミニブログのMastdonなども注目を浴びていますが、ここではまず主要なFacebook・Twitterとメールマーケティングの比較を行った米国企業の調査を基にその特徴をまとめました。 下記は、2015年以降のデータに2019年の見通しを加えたグローバルの調査から数項目をまとめたものです。*この調査に基づく内容に関してはメールをEmailと表記します。 <EmailとSNSのマーケティングパフォーマンス比較: 2016-2019> *出典:Email Marketing vs Social Media Performance (2016-2019 Statistics,Optinmonster) 利用者数について Emailの利用者数は現在26億ユーザーですが、2019年には29億ユーザーまで増えると見込まれています。のべメールアドレス数は年間6%~7%の増加率、ユニークユーザー数は年間3%の増加率と見込まれていますが、これはグローバルで人口が増加していることも影響していると考えられます。人口が減少していく日本ではここまでの増加は見込めず、今後も一定数で推移していくのではないでしょうか。 一方、FacebookやTwitterのユーザー増加率はかつてのような勢いはなくなってきたものの、Instagramなど新たなサービスの流行によりSNS全体の1日あたり利用時間は伸びていくと考えられます。 参考記事:人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめ(Facebook、Twitter、Instagram、LINE) 1日の閲覧頻度について Emailの頻度が高いのは、ビジネスやサービスの契約に関わる重要な連絡手段として利用されているからだと考えられますが、一方で半数以上のユーザーがFacebookも閲覧しており、SNSも主要な連絡方法・情報収集源となっていることが分かります。 商品購入のきっかけになる Emailが66%と圧倒的に高い理由としては、過去に商品を購入したECサイトや、訪れた店舗といった信頼できるチャネルからの案内であることが影響していると考えられます。 一方、Facebook経由での購買も20%を超えてきており、Email同様に自身が既にファンである商品やサービスのページをフォローしていたり、信頼できる人がシェアした情報である場合などに購入まで至っているのではないでしょうか。その為、アカウントの匿名性が高いTwitterは6%と他に比べて低めなのかもしれません。 また、今年6月にInstagramのスマホアプリでショッピング機能が導入されるなど、SNS経由で商品を購入するユーザーは今後増加していくと考えられます。 参照:https://ja.newsroom.fb.com/news/2018/06/instagram_shopping/ 開封率・クリック率 開封率はEmailのみの概念ですが、クリック率(エンゲージメント率)にも大きな差が出ています。これはそもそものリーチ率(Emailではメールを開封してコンテンツを見る率、Facebookやtwitterではユーザーに投稿が表示される率)の違いが影響しているのではないでしょうか。 Emialは数割(この調査では18%)のユーザーがメールを開封してコンテンツを見ますが、例えばFacebookではそもそも数%(この調査では1-6%)のユーザーにしか投稿が表示されないため、その投稿への反応となるクリック率にも大きな差が出ていると考えられます。 Facebook社のMark Zuckerberg CEOが発表していた通り、今後企業が投稿したコンテンツがユーザーに表示される頻度が低下する可能性もあります。 参考記事:ザッカーバーグ氏による1月12日の投稿 全文日本語訳 広告に事前許可が欲しい Emailにはオプトインを求めるユーザーが多い一方で、SNS上での広告的な投稿には寛容な様です。Emailはリーチやコンバージョン等のパフォーマンスが高い一方でリストの獲得にオプトインが必要という新規獲得の障壁がありますが、SNSは気軽にフォローするユーザーが多いため、ファン・フォロワーの新規獲得のしやすさがSNSの利点の1つかもしれません。 コンテンツがシェアされる 魅力的な情報をユーザーが共有し、場合によっては「バズる」ことで思いがけないプロモーション効果を得られる点にSNSの魅力があります。一方、Emailは基本的に配信先リストへの個別の連絡であるため、配信リストを上回る認知拡大効果は得にくいと言えます。 -アカウントの所有権 Emailでは、取得したメールアドレスや配信するコンテンツが自社が所有する資産である一方、SNSは各社のプラットフォームを利用するものですので、仕様のコントロールができなかったり、規約違反などがあった場合には利用できなくなってしまうリスクがあります。 このように、メールマーケティングでは既存顧客などオプトインされたリストに配信するため、個々のリストに対する効果は高いという特徴がある一方、SNSにはファンやフォロワーのつながりを経由した認知や新規ファンの拡大可能性があり、それぞれのチャネルを有効活用することでオンラインの顧客接点を広げていけるのではないでしょうか。 SNSとメールマーケティングの連携 SNSとメールマーケティングでは、それぞれのチャネルに適した情報を選定しつつ配信・投稿をされているマーケターの方々が多いかと思います。それぞれのターゲットや接触タイミングが異なる為、連携のバランスをどのように取ったら良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。 そこで、まず手軽に始められる施策として以下2点をご案内します。 1.SNSページでメール購読フォームを設置する 前出の通り、友人知人のSNS投稿のシェアなどを経由して商品・サービスを知ったユーザーを配信リストに追加することで顧客接点を増やすことができます。 なお、Benchmark Emailでは、Facebookページのプロフィールに登録フォームへのリンクを設置することができます。 https://www.facebook.com/BenchmarkEmailJapan/ 当社Benchmark Emailのニュースレターを購読される方も、Facebook経由の方が少なくありません。Facebookページをご利用の方は是非お試しください。 (FAQ)Facebookのプロフィールに登録フォームのリンクを掲載する方法 2.メールにSNSボタンを設置する 既に実施されている方も多いかと思いますが、上記とは逆にメールコンテンツ内にSNSへのリンクを設置することで、SNSページをお知らせすることができます。 特に、新着商品やキャンペーン情報などをいち早くSNSで発信している場合には、例えば「twitterをフォローしてキャンペーン情報をいち早くゲット!」など、SNSのフォローで得られるメリットを一緒に記載することでメール購読者をSNSへも誘導できます。 (FAQ)ソーシャルメディアのリンクやアイコンを配信メールに挿入するには? 現在、Benchmark Emailのエディター内では主要なSNSのアイコンをご用意してありますが、LINEのアイコンは準備中のため、下記ページよりボタン画像をダウンロードしていただきリンクを設定する形となります。 (LINE Social Plugin)https://media.line.me/ja/how_to_install メールマーケティングもSNSも主要な顧客接点であるため、それぞれ別々に施策を行われている場合、まずはメール配信リスト、SNSのフォロワーの双方に双方のフォームやページを案内することで顧客接点を増やすことからはじめられると良いかと思います。 (関連記事) Webサイトの訪問を1度で終わらせない「継続的なつながり」を作る4つの方法 各SNSと連携しメルマガ訴求の効果アップ!新たなテンプレートのご紹介


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キャリアメールアドレスにメルマガが届かない?原因と対処法について

キャリアメールアドレスにメルマガが届かない?原因と対処法について

メールマーケティングノウハウ • 2018.08.12

こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です!この度はじめてブログを執筆することになりました。 普段はユーザー様にメールマーケティングに成功していただくためのお手伝いをしています。また、隔週で開催しているオンラインセミナーも担当しています。 その中でよくいただくご相談に「キャリアメール宛にメールが届かない」というものがあり、お困りの方も多いかと思い今回取り上げました。キャリアメールというのは、docomoやau、softbankなどの携帯キャリアがドメインを提供しているメールのことです。 スマートフォンの普及によりGmailなどWebメール利用者が増えていますが、それでもなおキャリアメールを利用する人は多くいます。スマートフォン利用者実態調査(2017年版)によると、現在スマートフォン利用者の中でも約半数が、1日に1回以上キャリアメールを使用しているとのことです。 そこでこの記事では、キャリアメールアドレス宛のメール送信がうまくいかない場合の対処法ご紹介します! キャリアメールに届かない!お問い合わせ事例 ではまず、具体的にどういったお問い合わせがあるのかを見ていきましょう。 まず「使われているアドレスなのは確認できているのに、いつもエラーになってしまうアドレスがある」というケースや、「前回まで送信できていた○○@docomo.ne.jpだけ、突然エラーになってしまった」というケースです。 そして最も多いのが、メールが遅れて届く、というものです。例えば、「夕方の16時に配信設定を行い、その時間に配信も完了しているメールが、なぜかキャリアメールの読者には夜中の2時に届いてクレームになった」というケースです。 どのケースも、しっかりメールマガジンを読んでもらいたい送信者にとっては非常に困る事象ですよね。 把握しておくべき原因と対策 なぜキャリアメールアドレスに配信をすると、こうした事象が起きてしまうのでしょうか?その原因は大きく分けて3つあります。 対策と併せてそれぞれ見ていきましょう。 ユーザーのメールアドレス変更 1つ目は、メールアドレスの変更によるものです。 例えば、ユーザーが機種変更をしたときにアドレスも変わってしまうことがありますよね。パソコンやwebメールと比較して、キャリアメールアドレスは変更される頻度が多いです。そのため「前回まで送信できていた○○@docomo.ne.jpだけ、突然エラーになってしまった」という事象が起こるのです。 ユーザーのメールアドレス変更への対策 登録時にキャリアメールアドレスでの登録を避けるよう促しましょう。 登録フォームを使用している場合は、フォームのメッセージ欄に携帯メールアドレスでの登録を避けるよう注意書きを追加する、などの方法が有効です。(例えば、「確実にメールマガジンをお届けするために、携帯メールアドレスでのご登録はお控えください。」等) あとは、メールアドレスを変更する際に忘れずに登録情報を更新するようお願いしておくのも一つの方法ですが、やはり変更予定のないパソコン・webメールアドレスで登録してもらうことが確実です。 RFC規格違反 2つ目は、RFC規格違反によるものです。 電子メールについて定められた国際基準(RFC規格)に反したメールアドレスは、携帯電話間では送受信が可能でも、それ以外では送信エラーになる場合があります。例えば「.」(ドット)が@マークの直前に使用されていたり、連続で使用されているものなどが該当します。 現在ではこのRFC規格に反したメールアドレスを登録することはできませんが、例えばdocomoでは2009年3月末まで登録が可能となっていました。そのため、現在もRFC規格に準拠していないメールアドレスが存在しており、メールを配信しようとしてもエラーとなって送れない、といったことが発生します。 「使われているアドレスなのは確認できているのに、いつもエラーになってしまうアドレスがある」という場合には、このRFC規格違反の可能性があります。 RFC規格違反への対策 メールアドレス変更の場合と同様、登録時にパソコンやwebメールアドレスでの登録を促しましょう。キャリアメール宛に配信をするとなれば、RFC規格違反のものがでてくることを完全には防げません。 キャリアブロック 3つ目は、キャリアブロックによるものです。 迷惑メール対策を重ねてきた結果、携帯キャリアのセキュリティは非常に高いレベルになっています。そのため、メーリングリストの中に機種変更等で存在しなくなったメールアドレスや入力間違い等の使用されていないメールアドレスが一定割合以上含まれていると、配信遅延や一時的な未達が発生することがあるのです。これをキャリアブロックといい、携帯キャリアが迷惑メール対策のために取り入れているシステムになります。 先ほど挙げたお問い合わせの、「夕方の16時に配信したメールが、なぜか夜中の2時頃に届いた」という事象。こちらも、配信リストの中に使用されていないメールアドレスが多く含まれていたために迷惑メールと疑われ、受信までに時間がかかってしまったものでした。 また、auのサイトでは下記のような記述があります。 “EZwebメールサーバあてに送信されるメールの中に、既に使われていないメールアドレスをあて先とするものが多数含まれると、その余分な処理により、EZwebメールサーバが影響を受け、Eメールが届かない、もしくは遅延するといった一時的なサービス品質の低下が発生することがあり、場合によってはネットワーク全体に悪影響をおよぼす恐れがあります。そのため、状況によりそのような送信元ネットワークから送信されるEメールを一時的に受信ブロックすることがございます。”(引用元)auメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)へメール送信する際の注意事項 このことから、「確実に有効なメールアドレスも含まれていたのに、ezweb.ne.jpのアドレス宛のものが全てエラーとなってしまった」という事象の原因は、すでに使われていないauアドレスが一定数含まれていたためと考えられます。 このようにリスト内に無効なアドレスが多く存在していると、本当は届くはずのアドレスへも届かなくなってしまう、という恐ろしいことが起きてしまうのです。 キャリアブロックへの対策 キャリアブロックを防ぐには、配信リストから宛先不明のメールアドレスを排除する必要があります。有効なメールアドレスのみに配信をすることで、キャリアブロックによる遅延や不達を回避することが可能です。 ちなみにBenchmark Emailではリスト照合サービスをご利用いただくことで、どれが有効でないメールアドレスなのか、を判別することができます。 もし、リスト全体ではなくキャリアメールアドレスの中に無効のものがある、と判明している場合には、キャリアメールアドレスだけを抜き出して照合することも可能です。 その他の原因 上記に限らず、「メールアドレス自体が有効なのになぜか届かない!」と言った場合には、「なりすましメール判定」が原因だったりすることもあります。送信サーバー情報と実際の送信メールサーバーが異なる場合に「なりすましメール」と判定がされ、「なりすましメール拒否」設定を行なっているユーザーにメールが届かないというシステムです。これはキャリアメールに限ったことではなく、gmailなどwebメールでも行われているものです。 この対策としては、DNSサーバにSPFレコードの登録を行うのが効果的です。SPFレコード設定については、こちらの記事にてわかりやすく解説をしております。 以上、キャリアメールアドレス宛にちゃんとメールが届かない原因と対策のご紹介でした。 お困りの方はぜひお試しのうえ、素敵なメールマガジンをお届けしてください! (関連FAQ)Benchmark Emailでは携帯キャリア対策はしていますか?


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オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?

オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?

イベント • 2018.07.22

2018年7月6日(水)に、Benchmark東京オフィスにて『オウンドメディア担当者向けワークショップ メールマーケティングのプロジェクトの進め方』 と題するワークショップを開催しました。 ワークショップの概要 このワークショップは、以前に実施した『メールマーケティングのプロジェクトの進め方』を、オウンドメディア担当者向けにアレンジしたもので、下記のような課題をお持ちの方々に参加頂きました。 -メールマーケティングはまだ始めていないが、見込客をフォローできていないため、メールを活用したい。(人材コンサルティング) -コンバージョンのための施策として行うリアルイベントに、メールを活用して来場者数を増やしたい。(スクール、研修サービス) -見積依頼してもらうためのメールの開封率が低い(レンタル機器) -自社メディアの読者を対象に、自社エンジニアの採用コンテンツをメールで届けて採用したい(転職情報提供) -既存ユーザーに最新情報やお得情報を届けて、売上を上げたい(旅行情報提供) -専任担当者が退職し、営業担当者の自分も兼任することになった。どうやってメールマーケティングを進めていけばよいかわからなかったので受講した。(市場調査) 参加いただいた方々の業種はバラバラですが、個々の目標を果たすために、自社メディアの情報をメールでユーザー・見込客に届けるという点では共通しています。 本記事では、いわゆる「情報メディア」を例に取って、メールマーケティングプロジェクトを進めていく上でのバッドケースとその改善ケースを、プロジェクトの可視化ツール「プロジェクト譜(以下、プ譜)」を使って提示していきます。 プログラムは私(前田)がプロジェクトがうまく進まない理由とその対策、及びワークショップのファシリテートを。株式会社STYZでNPO向けのファンドレイジング・コンサルタントやメールマーケティング支援を行っている堤大介さんに、メールマーケティングプロジェクトのケーススタディと、ワークショップの講評を行って頂きました。 *「プ譜」について詳しく知りたい方は、ぜひ前回のワークショップレポートもご覧になってください。 5月21日 メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート ワークショップ実践編 ここから先、読者のみなさんは、あるビジネスメディアを運営する社員になり、「メールマーケティングを実施して、メディア(サイト)のPV数を向上させる」という目標を課せられたプロジェクトマネージャーになられたつもりでご覧下さい。 自社メディアのPV数向上のため、プロジェクトマネージャーとなったあなたは、ビジネスメディアから配信されるメール数を調べてみました。(※このグラフは、実際に私が27日間の間に受け取ったメールとその開封率です) メルマガを購読している9メディアの合計受信数は774通。うち、開封したのは19通です(開封率にすると19/774=2.5%)。記事制作力のあるメディアは、毎日メルマガを配信し、週末には週刊ランキング記事なども配信しています。 そこで、あなたの会社では、自社のメルマガがこのようなメールの波に埋もれないよう、下図のようなプ譜を描きました。 *図はクリックすると拡大します。 プロジェクトのゴールに対して、「どのようになっていれば、そのプロジェクトは成功と言えるのか」という評価指標を、プ勝利条件と言い、プ譜の一番右側に記載します。 あなたのプロジェクトは、このメールマーケティングプロジェクトの勝利条件を、「競合他社よりも多くのメールを送り、ユーザーに忘れられないようになる。」とし、そのために、 「平日毎日1通、メールをつくって送る体制をつくる」 「少ない手間、短い時間でメールを作成し、○○件のメールアドレスに対して配信できる」 「メールの開封率を上げる」 といった中間目的を設定します。そして、それぞれの中間目的を実現するための諸施策を実施することになりました。 これは現実に行われている施策で、みなさんもメールの受信ボックスに開封していないメールがどんどん溜まっていっていないでしょうか? このプロジェクトの進め方は、みなさんが実感している通り、刺激的な受信タイトルをつけて読者を釣っても、内容に満足しなかった読者の開封の手をますます遠のかせてしまいます。その結果、あなたの会社のメール開封数は低下し、それに伴いPV数も下がってしまいます。 この状況を改善するため、あなたは各社のビジネスメディアのメルマガを購読しているユーザー調査を行い、ユーザーがどのようなメールを開封しているのかを調べました。 その結果、ユーザーはやはり「自分の仕事、プライベートに“直結、関連するキーワード”で、(かつ)タイムリー」なタイトルを開封していることがわかりました。 そこで、ユーザー調査の結果をふまえ、あなたはメールマーケティングプロジェクトの勝利条件の変更を決断します。 「競合他社よりも多くのメールを送り、ユーザーに忘れられないようになる。」を止め、 「メールを受け取ったユーザーが本文内の記事を読むことで課題解決につながったり、知的好奇心が満たされるようになる。」へと変更しました。 ここでみなさんに注目頂きたいのは、勝利条件を変更すると、中間目的とそれに付随する施策が変化するということです。 新たに設定した勝利条件を果たすためには、「ユーザーの興味関心、嗜好を理解する。」必要があり、そのためにDMP(Data Management Platform)などの顧客管理・分析ツールを導入を検討するといった施策が出てくるかもしれません。 このように勝利条件をどのように表現するかでプロジェクトの進め方はガラリと変化します。つまり、プロジェクトの目標は一つでも、その勝利条件は一つとは限らず、途中で変更する(変更を迫られる)ことが往々にしてあります。プロジェクトを進める人材や予算など所与のリソース、会社を取り巻く環境などによっても各社各様に考えられるため、一概にどの勝利条件が正しい、とは決めきれません。世の中の数ある事例はあくまで参考程度に、自社に適した勝利条件の設定が重要となります。 そのため、設定した勝利条件が適切かどうかを測るため、細かなPDCAサイクルを回すことが求められる訳ですが、このサイクルを回す上でもメール作成やその配信作業はできるだけ省力化すべきでありましょう。 Benchmark Emailが提供するHTMLメールエディターやレポート機能なども省力化の力になりますので、これからメールマーケティングプロジェクトを始めるという方はもちろん、作業の省力化を目指す方はぜひお試し下さい。 ワークショップでは、実際に参加者のみなさんのメールマーケティングプロジェクトをプ譜に書き起こし、それを課題が似通っている方同士でpeer review(相互評価)し、最後に堤さんからフィードバックを頂くという流れで進みました。 参加者のみなさんのプ譜は業務都合上このブログで紹介することはできませんが、プロジェクトを進めていく上で必要なイメージの共有方法はもちろん、メールマーケティングにおける課題ごとの有効な打ち手(施策)やBenchmark Emailの機能についてはオンラインセミナーへご活用ください。 (関連記事) メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート メールマーケティング運用体制データまとめ -みんなどうやってるの?-


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メールデザインの最先端!リッチコンテンツ活用と10の注意点とは?

メールデザインの最先端!リッチコンテンツ活用と10の注意点とは?

メールマーケティングノウハウ 事例 • 2018.07.10

*本記事はDisneyやNational Geographicなどを手がける米国の著名なEメールデザイン会社\"Email Monks\"のKevin氏による寄稿\"How to Boost Engagement Using Rich Media in Emails\"を基にした記事です。 かつては友人や家族と連絡をするために利用されていたEメールは、今や最も費用対効果の優れたマーケティングチャネルとなりました。 Direct Marketing AssociationやDemand Metricの調査によると、メールマーケティングの費用対効果(ROI)の中央値は122%で、これはソーシャルメディア(28%)、ダイレクトメール(27%)、リスティング広告(25%)、ディスプレイ広告(18%)などのマーケティングチャネルと比較しても4倍以上優れたパフォーマンスを記録しています。 近年ではHTMLメールの普及と共に、イメージ画像、GIF画像、シネマグラフやビデオなどのリッチメディアがメールマーケティングに活用されるようになってきています。 ほとんどの読者は受信箱に届く大量のメールを「チラッと見る」「さっと読み流す」ことが多いので、じっくり読んでもらうためには魅力的なコンテンツで読み手の注意を惹きつける必要があるためです。 例えばこちらのメールを見てみましょう。 この様なテキストだけの長いメールでは読者は退屈してしまいますよね。 この場合、次に紹介するように内容を補足するイメージ画像を追加すれば読みやすいメールになるでしょう。 メールにイメージ画像を活用する ペット用品チェーンのPetSmartは可愛いイメージ画像を活用することで、テキストだけのメールよりもずっと魅力的なメールを読者に届けています。このようにイメージ画像を上手に活用することでブランドイメージを伝え、またメールのクリック率も高めることができます。 イメージ画像の活用例 -トラベルビジネスが様々な観光スポットの紹介に活用する -ECサイトが過去購入者へ商品を勧める際に、またカゴ落ちしたユーザーへのメールを送信する際に、その商品のイメージ画像を利用することで効果を高める メールにGIF画像を利用する イメージ画像の活用から一歩進んで、画像に動きを加えたGIF画像もメールマーケティングに活用されています。限られたスペース内で、静止画であるイメージ画像と比べてより多くの情報を伝えることができます。 カリブ海クルーズのCarnival Cruise Lineを見てみましょう。 読者はただの静止画像よりも、動きのある美しいアニメーションに惹かれ、きっとそのツアーに興味を持つでしょう。このメールの目的はチケットの販売ですので、GIF画像はメールの効果を高めると言えます。 GIF画像の活用例 様々な業界でGIF画像は活用されています。 -ECサイトが同商品のバリエーション(例:同じシャツの違う色)を表現する -ファッションサイトが商品を様々な角度からより詳細に魅力を伝える -ITビジネスでサービスの説明を分かりやすくする -トラベルビジネスで「旅行熱」を高める (参考記事) 動くメルマガで売上109%アップアップも!GIF画像を掲載したメルマガ作成方法指南書 メールにシネマグラフを活用する シネマグラフとは比較的新しい動画の表現方法で、画像の一部に動画を取り入れたGIF画像です。 画像の一部を途切れることなくループ再生をするアニメーションで、まるでビデオを観ているような錯覚に陥ります。 ファイルサイズが大きくなってしまうことを懸念してGIF画像に躊躇しているものの、少しはメールにアニメーションを取り入れたいという場合、シネマグラフを活用するのがちょうど良いでしょう。 ニューヨークの高級百貨店チェーン、Saks Fifth Avenueが作成した美しいシネマグラフをご覧ください。「AIR」の文字の下にある画像が動いていて目をひきますね。 シネマグラフは、Flixel、Pictoreo、 Kinotropic、 Echograph、Cinemagr.Amなどのツールで作成することができます。 (参考サイト) Photoshopで作成するシネマグラフ(Adobe Systems社サイトへリンク) シネマグラフの活用例 -フードビジネスで食品の美味しさを際立たせる -ファッションビジネスで流行の商品を宣伝する -高額商品のプレミアム感を演出する メールにビデオを活用する イベントの招待状や新製品発表の際などに効果的なビデオですが、唯一の欠点はメールのファイルサイズを増加させることです。 HTML5は3つの映像ファイル(ビデオ)形式、主にOGG、 MP4、 とWebMをサポートしています。 (参考FAQ) Benchmark Emailで動画をメールに追加する方法は? 動画のプラットフォームを提供するWistiaは自社サービス宣伝にビデオを活用しています。 Hey Smiles Davis - did you know that video plays in email? null ビデオの活用例 -通信ビジネスが新製品発表の際にビデオを利用する事でコンバージョンを高める -非営利組織(NPO)がビデオで活動内容やその目的を伝える リッチメディアを活用する際の10の注意点 テキスト(文字)と画像の比率を80%:20%に維持し、リッチメディアを使いすぎないでください。 メールの内容を一枚の画像にまとめて送信しないでください。*もし読者が画像を受け取れなかったらメールが無意味になってしまいます。 できるだけアクションボタンを画像の中には含まないでください。 画像をあまりにも多用するとスパムフォルダーに受信されやすくなりメールの到達率を低下させることがあります。 大容量のGIF画像を送るとメールの読み込み時間が長くなるので、小容量のGIF画像を推奨しています。*ファイル圧縮ツールの利用も検討してください。 OutlookはがGIF画像やシネマグラフの読み込みをサポートしておらず、アニメーションの最初のフレームのみが表示されます。その為、一番最初のフレームに重要な情報を入れて、それだけの表示でも伝えたい内容を理解できるように作成することをおすすめします。(参考)Outlookのサポートページ 縮尺を変えなくてもモバイル機器にて正しく表示される320px(ピクセル)幅のGIFを用意するのもおすすめです。 ウェブブラウザや、Apple Mail、Thunderbirdはメールへの埋め込み動画に対応していますが、動画をブロックしてしまうメールクライアントもある為、リッチメディアを利用する時はAltテキスト(代替テキスト)が必須です。メールにビデオやGIF画像を利用する際は必ずフォールバック画像を利用しましょう。 大容量ビデオの利用はメールマーケティング分析の妨げとなる可能性もあるため、きちんと目的を定めて活用しましょう。 リッチメディアは特別な工夫なく多用すると読者に飽きられてしまいますのでやりすぎないようにしましょう。 さいごに 今、新しいメールマーケティング施策に挑戦したいマーケター達がリッチメディアの活用に取り組んでいます。 もし今プレーンテキストのみのメールを配信しているのであれば、是非リッチメディアを活用したメール配信に挑戦してみてください! (関連記事) メルマガデザインの作り方「Benchmark Email編」 コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 動くメルマガで売上アップも!GIF画像作成からメルマガ配信までを一挙ご紹介


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メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート

メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート

イベント • 2018.06.19

2018年5月21日、『メールマーケティングのプロジェクトの進め方』 と題して、Benchmark東京オフィスにてメールマーケティングに取り組む方々を対象に、様々な業種のメールマーケティングに携わる方々に参加頂きました。 メールマーケティングの目的は、見込客の育成、既存顧客のサービ利用促進など多様にあり、そのために最適とされる配信ツール、メール件名や本文の作成方法など、既に多くのソリューション・事例・ノウハウが世に出ています。 しかし、そのようなものがありながら、いざ始めようとすると、 「webで見た事例通りに進まない・・・」 「関連するメンバーとのコミュニケーションがうまく取れない・・・」 といった課題が出てきてしまい、思い描いたような成果を出せないことが起こってしまいます。 そこで、本セミナーでは、メールマーケティングに取り組むことを一つのプロジェクトととらえ、それを進めていくためのプランと打ち手をイメージ・取捨選択できるようになることを目的に開催しました。 *同テーマの最新イベントレポート「オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?」はこちら 当日のプログラム プログラムは私(前田)がプロジェクトがうまく進まない理由とその対策、及びワークショップのファシリテートを。株式会社STYZでNPO向けのファンドレイジング・コンサルタントやメールマーケティング支援を行っている堤大介氏に、メールマーケティングプロジェクトのケーススタディと、ワークショップの講評を行って頂きました。 1.プロジェクトがうまく進まない理由とその解決方法について 2.メールマーケティングプロジェクトのケーススタディ 3.ワークショップ、グループディスカッション 4.全体発表、講評 5.ゲスト講師の堤氏によるメールマーケティングの仮説思考4ステップ なぜプロジェクトはうまく進まないか? 冒頭にも述べた通り、メールマーケティングを行う目的は企業や部署によって異なります。今回のワークショップでも、「自社サービスの利用促進・頻度向上」、「展示会で獲得した名刺のナーチャリング」、「既存・見込客とのコミュニケーション向上」などがありました。 ステージも様々で、これからメールマーケティングに取り組もうとしている方から、実際にメールマーケティングは始めているけれど、定期的なコンテンツ配信ができていなかったり、PDCAサイクルを回せていなかったりといった課題に直面している方々がいらっしゃいました。 当初思い浮かべていたプロジェクトのゴールと、いざ初めてみてからの現実とのギャップに戸惑ってしまうことは、必ずと言っていいほどプロジェクトには付いて回ります。 戦争論の大家、クラウゼヴィッツにこんな格言があります。 この格言ほど、プロジェクトの本質を言い当てている言葉はありません。 こうしたことを回避するために、できるだけ事前に事例情報やツール比較情報などを収集したがりますが、事例というものは、「個別具多的な状況に癒着」しているものです。 他社にはそのプロジェクトを成功させるに相応しい人材スキル、予算、チームの価値観やカルチャーなどと「運」などが影響したのであって、その事例に書いていることをそのまま自社に当てはめようとしてもうまくいくことは稀です。 また、私たちはプロジェクトを開始するにあたって、何かしら計画書を書きます。しかし計画書とはその名の通り計画段階で書くものであって、実際にプロジェクトがスタートして以降、想定外の事象に遭遇し、それへの対処をどのように行ったかを記録し、その対処の結果、プロジェクトの進め方が変わったといった情報を記録している方はほとんどいません。 せいぜいMTGで議事録に「こんなことがあったので、こう対応する」といった記述に止まっているのではないでしょうか? こうなってくると、プロジェクトは計画書通りに進んでおらず、途中経過を聞いた上司や経営者から、「どうなっているのだ?」と詰め寄られることになります。 当初の計画からズレていくプロジェクト。そのズレはプロジェクトに対するメンバーやステークホルダーとの考えのズレを誘発し、「お互いに考えていることが違う」、「思ったように動いてくれない」といった事態を引き起こしてしまいます。 このように、「事前にそのプロジェクトをやったことがない」事例を鵜呑みにしてもうまくいかないということ。変化するプロジェクトの状況を適切に記録し共有していないといったことが、プロジェクトの失敗要因です。 プロジェクト譜(通称「プ譜」 こうした事態を招かないよう私が考案したのが、プロジェクトの状況を可視化するためのツール『プロジェクト譜(通称「プ譜」)です。 プ譜についての詳細は説明すると長くなってしまうため、こちらの記事を参照頂くとして、サンプルとして私が関わっているプロジェクトと、堤氏によるメールマーケティングコンサルティング事例を、プ譜に落とし込んで、個々のメールマーケティングプロジェクトの解説を行いました。 私が提示したプ譜は、「トライアル申込客に対してメールマーケティングだけでナーチャリングする」ことを目的としたプ譜です。 (トライアル申込客のナーチャリング例) 堤氏には事前に、「メールマガジンの創刊」と、「メールマガジンのリニューアル」のプ譜を作成頂きました。 (メールマガジンの創刊の例) (メールマガジンのリニューアルの例) プ譜を書くときのポイントは、プロジェクトで果たしたいゴール(「獲得目標」と言います)が、どのようになっていれば成功と言えるかという評価基準(「勝利条件」と言います)を、どのように表現するか、です。 例えば、私がサンプル提示したメール活用プロジェクトの獲得目標は、「トライアイル申込客をメール対応でナーチャリングする」で、その勝利条件は、「トライアル申込客から、御礼メールに対して返信をもらう」としました。 これは、トライアル申込客に対し、応募フォームに書かれた情報を元に個別メッセージを入れた御礼メールを人的に作成して送ることで、トライアル申込客から返信メールが来ると、その後のサービス成約につながっていることが理由でした。 このように勝利条件を設定すると、その勝利条件を果たすための「中間目的」と、個々の中間目を果たすための施策が決まっていきます。このことが意味するのは、勝利条件をどのように設定するかが、プロジェクトの進め方を決定づけるということです。 もし、このサンプル事例の勝利条件が、どうなっていればナーチャリングが成功と言えるかを深く考えず、なんとなく「トライアル申込客に毎週1回メールを送る」になっていたらどうでしょう? 毎週1回メールを送るためのネタをどのように集めるか?週一で配信できるようにするために、どうスケジューリングするかといった中間目的や施策を設定するようになります。 そして、さらに大事なのは、この勝利条件をプロジェクトメンバーやステークホルダーときちんと共有しておくことです。 ここがズレていることがプロジェクトの失敗要因であることは前述した通りなので、みなさんにメールマーケティングプロジェクトのプ譜を、事前に全員で書いて共有し、意思統一を図っておくことをお勧めします。 ワークショップでは参加者のみなさんにも同様に、個々の目的を果たすためのプ譜を書いて頂きました。 残念ながら個々の業務について書かれている内容のためここでは公開できませんが、色々な目的、ステージの方々が書かれたプ譜に対し、堤さんが適切なアドバイスをして頂くことで、みなさんの疑問・課題に応えられたのではないかと思います。 また、参加者のみなさんからは、グループディスカッションで、普段は聞けない他社の方のメールマーケティングの課題や、それへの対応やアイデアを聞けてとても参考になったという感想を頂くことができました。 セミナーの最後には、堤さんからメールマーケティングのあとは運用を続けながらいかに効果を改善していくかということについて、ご自身のブログにて下記のコメントや、ご自身のご経験を元にした「仮説思考4ステップ」を解説頂きました。 堤氏ブログ:ベンチマークメール主催「メールマーケティングプロジェクトの進め方」に登壇しました 前田さんの提唱する「プロジェクト譜」はプロジェクトの構造や状況の変化を将棋の棋譜のように記録していくことで共有知化していこう、というもの。その前提として「プロジェクトとは前例のない仕事であるために予測が立てにくく、失敗しやすく、そしてその知識や経験が蓄積、分析されない」ものだということがあります。(中略) プロジェクト譜はロジックツリーの要領で、プロジェクトの達成条件から施策までをブレイクダウンしていくものなのですが、面白いのは”一度作って終わりではない”ということ。棋譜の代わりになるものなので、状況が動く度にプロジェクト譜に起こしていくことで記録を残し、振り返りができるようになります。 定量的な記録はなにもプロジェクト譜という聞きなれないツールを使わなくとも良いと思いますが、プロジェクトという未知の仕事に取り組む間に直面する課題というのは概ね数字に表しにくいものです。プロジェクト譜はそうした定性的な状況を容易に書き起こすことができ、都度都度の状況判断を客観的に行いやすくなったり、プロジェクト終了後にプロジェクト外のメンバーも含めた振り返りがしやすくなります。おおげさなツールを導入する必要もなく、紙とペンがあればすぐに試せますのでNPOの方々もぜひお試しあれ。(堤氏ブログより) 自社のメールマーケティングの目的にどのようなKPI(開封率やクリック率など)を設定すれば良いか。解析の結果、どのように対応すれば良いかということを考えるためのフレームワークと事例を解説・紹介頂くことで、プ譜を制作することによるプロジェクトの全体イメージの設定と、個々の具体的な施策とをセットで学んで頂けたのではないかと思います。 本セミナーは、定期的に開催していく予定です。 Benchmark Emailのニュースレターで案内をしていきますので、まだご登録されていない方はブログ内の「メルマガ登録」からご登録ください。 (関連記事) 【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは? 【Webメディア向け】メール特化型MAを使いこなす!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート


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Gmailアップデート 新機能と利用状況のまとめ

Gmailアップデート 新機能と利用状況のまとめ

メールマーケティングノウハウ • 2018.06.10

先日、Gmailで新機能が実装されたことが話題になりました。そこで改めてGmailについてメールマーケターが気をつけるべきことなどを振り返りつつ、現在確認できる追加機能をまとめました。 (参考記事) Stay composed: here’s a quick rundown of the new Gmail The Big Gmail Update—Here’s Everything Email Marketers Must Know 最近のGmailの状況 そもそも、Gmailは現在どれくらい利用されているのでしょう? Benchmark Emailのパートナーでもある米国のReturn Pathによると、PCで開くウェブメールの場合、2012年に僅か6%だったGmailのシェアは2017年に59%まで伸びて1位に浮上しています。モバイルでのメール閲覧への対応や、今回の新機能の様にユーザビリティの改善などが支持されているのでしょう(モバイルでのメール閲覧比率は2012年29%→2017年59%へと上昇)。一方、2012年に37%のシェアで1位だったYahooメールは5%にまで後退しています。 日本でも、職場のルール上Outlookなどのメールクライアントを利用しているケースがまだあるかと思いますが、メールソフトとしてGmailが最も利用されている様です。 参考:ビジネスメール実態調査2018(一般社団法人日本ビジネスメール協会) それだけ利用者の増えているGmail上で、購読者はどのようにメールを見ているのでしょうか? GmailのUI(ユーザーインターフェイス) 改めて、GmailのUIがどの様な構造になっているのか、まずはアップデート前のUIを見てみましょう。 この画面を、メールマーケティングで特に重要な「開封率」に影響する部分を以下の4つに分けて見てみましょう。 ①タブ ②送信元名 ③件名+プレビュー ④受信時間 タブについて 2013年に実装されたタブは、届いたメールを「メイン」「ソーシャル」「プロモーション」「新着」など、メール内容の解析に基づいてGmailが自動的に分類してくれています。 「メイン」は主要なもの、「ソーシャル」はSNSからの通知、「プロモーション」は販売促進を目的としたもの、「新着」はアカウントの登録完了やアラートなど、「フォーラム」はメーリングリストなど。他にも私がスマホで利用しているアプリでは、請求メールなどを「マネー」に、旅券予約などを「トラベル」へとラベル分類してくれており、さらに「トラベル」のチケット情報はGoogleカレンダーへ連携されるなど非常に便利だと感じています。 メールマーケターとして気になるのは、自社のメールマガジンが適切なタブに振り分けられているだろうか?という点であり、機能実装当時から多くの記事も出て話題になりました。 本来、「このメールはプロモーションに入っているけどメインにしよう」などとユーザーが自身で振り分けの設定をしていく中で、またユーザーが開封をしたかどうかなど反応結果をGmailが蓄積して徐々に最適化されていくものですが、最初の設定がされていない状態でどの様に振り分けられるのでしょう?例えば、自社のメールが「プロモーション」に振り分けられてしまい、「メイン」に届くようにするにはどうしたら良いのでしょうか? これには残念ながら具体的な解決策があるわけではなく、あくまでもメールのコンテンツの解析結果によるものですので、明らかに販売促進的な文言を回避して、購読者に開封してもらえる有益なコンテンツを届けるほかありません。 そもそも、毎日膨大なメールを受け取るユーザーの利便性を考えての機能ですから、もしメール内容が販促に関するものであれば「プロモーション」に入るのは正しいことですし、その情報を欲するユーザーであればプロモーションタブをチェックするでしょう。 但し、例えば私の「プロモーション」タブに振り分けられているメールを見る限りでは、「○○%OFF」「先行販売」「○○ポイントプレゼント」「!!」「??」などの文言を含む件名が多いのは明らかであるため、このような販促的表現を多用しないというのは回避策の1つになるかもしれません。 なお、ユーザーとして表示のカスタマイズをするには画面右上にある歯車ボタンをクリックし、 その中の「受信トレイを設定」をクリックすると有効にするタブを選択できるようになります。*「設定」内の「ラベル」でより詳細な設定も可能です。 (関連記事) Gmail上でプロモーションタブに振り分けられてしまう受信メールをメインタブに振り分ける方法 送信元と件名について 開封率の向上を考えるとき、まずテーマに挙がるのが「件名」ですが、同じくらい重要なのが「送信元名」です。*ドメイン名そのものではなく、表示される名称のことです。 先ほどの画面を見ていただくと分かるとおり、メールボックスでは画面の左から右へ、「送信元名」「件名」の順で並んでいます。 Web上の文章の大半は左から右へと流れていきますから、ユーザーはまず左側にある「送信元名」を見て、そのメールを開くのか、無視するのかを判断している可能性が高いです。実際にBenchmark Emailを利用されている企業でも、件名のABテスト以上に送信元のABテストが開封率の改善に繋がっているケースもあります。 ではどの様な点に気をつけたら良いのでしょうか?一概には言えませんが、多くの場合、購読者が購読登録をした時、またECサイトであれば購入をした際に強く認知しているブランド名含めるのが良さそうです。 例えば当社のニュースレターであれば「Email」がポイントであるため、送信元に本社の社名である「Benchmark Internet Group, Inc」と入れるよりも、ブランド(ツール)名である「Benchmark Email」と入れた方が開封率が高くなる可能性があります。 本文プレビュー 件名の表示箇所について、Gmailのメールボックスでは、PCの場合50文字程度の枠に件名と本文の出だし部分のプレビューが表示されます。またスマホの場合15文字程度の件名に加え20文字程度の本文の出だし部分のプレビューが表示されます。余計な文言を入れるよりも重要な情報を件名や本文の前部分に持ってくることで開封率の向上を狙えるかもしれません。 なお、Benchmark Emailのメール作成画面で「プレヘッダーテキスト」という機能を使うと、このプレビューに表示したい情報を設定することができます。 (Benchmark Emailのメール作成画面) 受信時間について メールの開封率を調査してみると、開封の80%以上が送信から数時間以内に行われていることが分かります。つまりターゲットとなる購読者がメールボックスをチェックする時間帯にメールを配信することが開封率を上げるポイントとなります。 方法としてはABテストなどを実施して確かめていくしかありませんが、この際難しいのが、メールの目標設定です。メールマガジンの目的が開封して読んでもらえることであれば開封率のみを指標とすれば良いですが、開封から一歩先の購入や予約などが目的の場合、開封率よりもそのメールからの最終コンバージョンを指標としなければなりません。どちらを優先するか、を決めた上で配信時間を定める必要があります。 今回の機能追加について 現在、以前のUIを利用されている場合、先ほどと同じく画面右上にある歯車ボタンをクリックすると、「新しいGmailをお試しください」という項目が出てきます。そこをクリックすると、新しいGmailのUIに切り替わります。 表示形式は3種類から選択できて、「デフォルト」「標準」「最小」から選ぶことができるようです。私は「デフォルト」を選択しました。 新しいUIにしてみると、デザインや雰囲気が変わったものの、上記で説明した基本的な構造は変わっていないことが分かります。ただ、左と右側の赤枠部分に変化があります。 左の赤枠は、画面の一番左上にある三本線をクリックすることでフォルダが折り込まれてメールボックス自体の幅が広くすることができた状態のものです(フォルダはマウスオーバーすると表示されます)。私のPC環境(Chrome/Windows)で数えてみたところ、およそ50文字だった件名+プレビュー部分がさらに数文字分増えていました。 一方右側に現れた「カレンダー」「keep」「ToDoリスト」がまさに今回追加されたものです。 「カレンダー」「keep」「ToDoリスト」との連携 G Suiteが提供している各サービスとの連携ができるようになりました。元々、Google ハングアウトはGmailの画面上で利用できましたが、今回はさらに同じアカウントで利用しているGoogleカレンダーをGmailの画面上から利用できるようになったり、メモを保存できるGoogle Keepや、TODOを箇条書きにリスト化できる機能が追加されました。*これらのサービスは、3つのアイコンの下に十字で「アドオンを取得」ボタンがありますのでそこから利用が可能です。 スヌーズ機能 メールボックスで、カーソルを合わせると、左から「アーカイブ」「削除」「既読にする」というボタンが出てくるようになりましたが、一番右側に出てくるのが今回の新機能である「スヌーズ」です。 「スヌーズ」をクリックすると次回通知設定のBOXが表示されます。 目覚まし時計のスヌーズ機能と同じで、設定した時間に再度通知をしてくれます。ユーザーとしては、急ぎではないけど後で返信が必要だったり、再度じっくり読みたいメールがある際に重宝できる機能ですね。メールマーケターとしては、「今は読めないけど後でじっくり読もう」と思わせるコンテンツを届けることで、メールが流れてしまわず開封率を上げられることに繋がることができたらと思います。 公式サイト:スヌーズ機能について スマートリプライ機能 以前からスマホのアプリで実装されている返信文章候補を選択肢で表示してくれる機能です。まだ簡易なものですが、今後のAIの発達が楽しみです。 その他にも添付ファイルをGmail上でそのままプレビューやダウンロードできるようになったりと、細かく便利な改善が行われています。今後もアップデートに期待しつつ公式発表を待ちたいと思います。詳しくはこちらGmailの公式サイトもご覧ください。 公式サイト: Gmail の新機能 With new security and intelligent features, the new Gmail means business Googleの各種サービスを利用しているユーザーが増加している中、今回のアップデートの様に便利な機能が追加されていくGmailは今後も順調に利用者を伸ばしていくものと思われます。 (関連記事) これさえ読めば丸わかり!2017年メールマーケティングトレンド 自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ!


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EUではじまるGDPRって何?日本のマーケターに必要な対応は?

EUではじまるGDPRって何?日本のマーケターに必要な対応は?

Benchmark • 2018.04.30

2018年5月25日からEUで適用開始となるGDPRについての基本的な内容と、日本のマーケターが注意すべきこと、またBenchmark Emailがどのような対応を行っているかについて簡単にまとめます。 *当記事はBenchmark Emailの欧州支社Raquel Herreraの記事を元に、日本向けに編集したものです。 Adapt your email marketing strategy to the GDPR General Data Protection Regulation (GDPR): Everything You Need To Know GDPRって何? 「GDPR(General Data Protection Regulation)」は「EU一般データ保護規則」と訳される、個人データ保護のための新たな規則で、2018年5月25日からEU加盟国全てに適用される予定の規則です。*英国はEU離脱が決定しているため対象となりません。 現在もEU域内には個人データ保護の条例がありますが、加盟国28カ国がそれぞれ独自の規制を適用しており、国際取引において運用が困難な面がありました。 そこで、今回のGDPR導入によって、EU域内での個人データ保護ルールを一本化し、運用をスムーズに、強固なものにしようという訳です。 また、GDPR導入によって現在各国が定める個人データ保護条例が無効になる訳ではなく、GDPRより限定的な内容は引き続き適用可能です。 メールマーケターが対応しなければならないことは? 適用対象は? GDRPはEU域内の「個人データ」の「移転」を規制するものです。つまり、EU域内で個人データを取得している場合、ビジネスの規模を問わず対象となります。そのため、日本企業が日本でビジネスをしていても、メールマーケティングを行う対象者・読者がEU域内にいるのならば対象となります。 国籍や居住地を問わず、EU域内にいる個人のデータを取り扱う場合に対象となりますので、EU域内に事務所を構えてビジネスをする場合はもちろんですが、そうでなくても日本からEU域内のユーザーに商品やサービスを販売したり、メールを配信するために個人データを取得しているのならば適用対象となります。該当される場合、法務部や、法律の専門家へのご相談をおすすめします。 詳しくはこちらもご参照ください。 「EU一般データ保護規則(GDPR)」に関わる実務ハンドブック(JETRO) EU一般データ保護規則(GDPR)の概要と企業が対応すべき事項(EY Advisory) 個人データとは? 「識別された、または識別され得る自然人に関するすべての情報」と定義されていますが、例えば「氏名」「識別番号(カード番号など)」「住所」「メールアドレス」、その他にも個人を識別できる様々な情報が含まれます。 個人データの移転とは? 例えば、日本企業がEU域内でビジネスを展開する場合に、現地法人の従業員の人事情報を日本で扱いたければ(つまり日本へ移転したければ)、EUから「EUと同じ基準でプライバシー保護をしている」と承認を得る必要があります。 日本は残念ながらEUから十分性認定を受けていないからです。そこで、EU域内の個人データを日本へ「移転」するためには、データ移転毎に結ぶ「標準契約条項」(SCC)、企業グループ内で包括的に結ぶ「拘束的企業準則」(BCR)に関する承認、本人の同意などが求められます。 Benchmark Emailの対応は? 前出の適用対象になるマーケターの方々の為に、Benchmark Emailがグローバルにどのような対応をしているかをご説明します。 「忘れられる権利」への対応 今回の規制の中でも、マーケターに最も大きな意識的変化が必要になるのが第17条の\"right to be forgotten\"「消去の権利(忘れられる権利)」への対応です。 データ管理者は、データの持ち主から個人データ削除の要望があれば、そのデータをすぐに削除されなければなりませんし、もし拒否するならばその理由を説明しなければなりません。 (参考記事)「忘れられる権利をめぐる動向」 ではメールマーケティングの実務においてはどのようなケースが想定されるでしょうか?Benchmark Emailに登録されたデータが削除されるシナリオは2パターン考えられます。 パターン①Benchmark Emailユーザー→Benchmark社 Benchmark Emailユーザーが登録しているデータを消したい場合、Benchmark社が削除する パターン②購読者→Benchmark Emailユーザー→Benchmark社 購読者が登録した情報を削除したい場合、Benchmark Emailユーザーは対応しなければなりません。唯一、既に購読者が購読解除していて「配信停止リスト(Unsubscribe List)」に入っている場合、Benchmark Emailユーザー側では削除ができないため、Benchmark社のサポートへ該当アドレスを通知していただき、Benchmark社側で削除を行います。 購読者による、購読の解除・登録情報編集への対応 情報管理責任者へは、配信するメールへの登録情報更新(Manage Subscription)の表記が義務付けられており、Benchmark Emailではフッター表示項目に追加することができます。 FAQ:フッターを英語で表示するには メール上での表記(\"Manage Subscription\" の箇所は日本語では「登録情報更新」と表記されます) (英語) (日本語) 登録情報の編集機能は、現在は氏名とメールアドレスのみが変更可能ですが、今後はその他の項目も変更が可能になる予定です。 購読者が登録情報を編集できる画面 (英語) (日本語) 購読者の同意 GDPRが適用される5月までに、登録フォーム内で、発行者のプライバシーポリシーへのリンクに対するチェックボックスの設置機能を実装予定です。 また、英語での解説となりますが、GDPRのBenchmark対応に関するウェビナーも公開しております。 Benchmark社では、GDPR規制の基準を満たすためにプライバシーポリシーをアップデートして参ります。 Privacy Policy for Benchmark Email (関連記事) 世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう! スイス‐米国間のプライバシーシールドフレームワーク対応について


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スイス‐米国間のプライバシーシールドフレームワーク対応について

スイス‐米国間のプライバシーシールドフレームワーク対応について

Benchmark • 2018.04.30

当記事はBenchmark Email米国本社Andy Shore執筆の\"Benchmark Email is Swiss-US Privacy Shield Certified\"を基にしています。 Swiss - U.S. Privacy Shield Frameworkとは? スイス連邦とアメリカ合衆国は年初にSwiss - U.S. Privacy Shield Framework(スイス‐米国間のプライバシーシールドフレームワーク)に合意しました。Privacy Shieldとは、EU加盟国から米国に移転される個人データの保護を強化するために、2016年に両政府間で合意された枠組みのことです。認定されている企業は、スイス-米国間での個人データの取り扱いが可能となります。 従来の個人データ移転のフレームワークでるSafe Harbor Framework(セーフハーバー協定)はこのフレームワークに置き換えられることとなり、以前よりもさらに強固な個人データの取り扱い手続きを定めています。 個人データ保護のフレームワークがグローバルに整備されている今、日本のマーケターにも是非知っておいていただければと思います。 (参考記事) 世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう! Benchmark Emailはスイス-米国間プライバシーシールドフレームワークの認定を受けており、またEU-米国間の個人情報移転に関する新協定である「Privacy Shield」のデータ保護要件に準拠している企業にも選ばれています。 Benchmark Emailは今後もプライバシーポリシーをアップデートして参ります。 Privacy Policy for Benchmark Email (関連記事) EUではじまるGDPRって何?日本のマーケターに必要な対策は?


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【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは?

【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは?

イベント • 2018.04.23

2018年3月26日に、「開封されるメール件名の作り方」と題して、Benchmark東京本社にてメール件名の制作ワークショップを開催し、様々な業種のメールマーケティングに携わる方々に参加頂きました。 メルマガを執筆、配信しているみなさんにとって、メールの件名制作は開封率を左右する重要な業務です。 最近では、スマートフォンではメール受信を知らせるホーム画面で、件名だけでなく本文の冒頭も表示させて、開封支援を行ってくれているので、PCに比べて内容が垣間見られるようになりました。 しかし、PCでメールを受信・閲覧しているユーザーには、まだまだ件名だけで開封を判断されてしまいます。 わずか十数文字しか表示されない件名で、受信者が開封したくなる気持ちにさせるのは容易ではありません。 「メール 開封 件名」といったワードで検索すると、開封される件名を作るには、「具体的に。簡潔に。読者の興味関心を刺激する。具体的なイメージを沸かせる。シチュエーションを想像できるようにする。ユーザー目線で書く」といった考え方が、件名例とともに提示されています。 しかし、考え方と件名例の提示だけでは、件名例が自社のメルマガの商品やターゲットユーザーと異なる場合、想像力と思考力を稼働して、自社のケースに当て嵌めて考え直す必要があります。この考え直す作業はなかなか難しいものがあります。 そこで、今回のワークショップでは、例文は提示せず、ユーザーのインサイトを突くワード探しを支援するフレームワークを使用し、頭の中だけで考えたり、ただ紙に書きだしたりするより簡単かつ適切に、メールの件名を制作できるようにしました。それにより、ただでさえ他の業務でも忙しいメルマガ担当者の負担を減らし、効果を上げて頂くことを企図しました。 当日のプログラムは下記の通りです。 ---------------------------------------------------------------- 1.メール件名の、ラベル表現とインサイト表現 2.インサイト発見ワークショップ -フレームワークの手順説明 -ワークシート作成 -発表、共有 3.Benchmark Emailで実現できること ---------------------------------------------------------------- メール件名の、ラベル表現とインサイト表現 メールの件名には、「ラベル的な表現」と、「インサイトをついた表現」の二種類があると考えます。 ラベル的な表現とは、ユーザーの登録情報などに基づいた、自動化が可能な、件名の表現です。 それらの情報には、氏名、性別、年代、居住地、職業、課題、価値観、ブランド、希望条件、購入・閲覧履歴、トライアイルユーザー・有料ユーザーなどがあります。 こうした情報はユーザー自らが入力したものですから、メール受信時に印象に残るだろうと考えるのはごく自然なことです。例えば、かつて予算10,000円以下で、北海道のツアー旅行を希望したものの、カゴ落ちしたユーザーが多数いたとして、同じ条件のツアー商品が出たなら、その希望条件を件名に入れたメールをつくるといったことです。 しかし、こうした件名は、受信したユーザーからすると、自分にラベル・レッテルを貼られているような印象を与えます。明確に企業にマーキングされているような感じがする、見透かされているような感じがする、と言ってもいいかも知れません。 ご自身がそうしたメールを受け取った経験があればお分かり頂けると思いますが、これは決して良い印象をユーザーに与えず、したがってメールを開封される可能性も減少してしまいます。 一方、インサイトをついた表現とは何かと言いますと、「生活者の要求の本音、核心、ツボ」を掬いだしたような表現のことを指します。 ユーザーのインサイトをついた表現や行動設計ができると、購買点数や客単価、CVRが上がるといった良い効果があります。(※「消費者インサイト 事例」などのワードで検索しみてください) ワークショップでは、この考え方をメールの件名作成にも活かすことを目指しましたが、メール作成者がインサイトをついた表現をつくるには、一つ大きなハードルがあります。 それは、メールの対象となる商品やキャンペーンなど、自分自身が関わるモノゴトについては、どうしても心理的バイアスがかかってしまうということです。 これはメーカーや売り手目線と、ユーザー目線の違い・隔たりとも言い表せますが、どうしても自分自身の思い込みが入ってしまって、ユーザー目線に立った表現ができなくなってしまいます。 こうした自身のバイアスに捉われた表現をしてしまってから売り上げが思わしくなかったところを、ユーザーインサイトをついた表現に変えた結果、大きく売り上げを回復した事例として、本セミナーでは、ショップジャパンの掃除機を取り上げました。 当初、強い吸引力で、床や畳、絨毯など、「使う場所」を選ばないことを訴求した表現を行っていましたが、これがサッパリ売れない。入念なリサーチを通じて、ある表現に変えたところで売上が劇的に回復したのですが、どのようなユーザーインサイトをついた表現を行ったかは、ぜひ次回以降のセミナーにお越し頂ければと思います。 それでは、ここから具体的にどのようなワークを行ったかをご覧いただきましょう。 情報をバラし、地に合わせた表現に言い換える まず「対象の情報をバラす」ということについて、下記のワークシートをご覧頂きながら解説します。 ある商品なりキャンペーンという情報は、部品、成分、機能、ベネフィット、産地、年代、色、形、数量など、一つ一つの細かな情報の集合体です。 そうして出来上がっている情報は、その情報を見聞きするユーザーによっても、その情報を届けるメディアによっても、受け止められ方(その情報の響く部分)が変わってきます。そして、それはその商品やキャンペーンに関わっている自分自身の心理的バイアスがかかっています。 そのため、心理的バイアスから逃れ、最もその情報を受け取ってほしいユーザーに響くようにするため、対象となる商品やキャンペーンが、どんな情報で出来上がっているのかということについて意識的になるため、一度情報をバラす(解体する)ことを行います。 この情報をバラすにあたって、大きく「要素」、「機能」、「属性」の3つに分類します。 「要素」はその商品全体を構成する部品、パーツ、素材など。 「機能」は性能、効力、ベネフィットなど。 「属性」は商品名や商品コピー、産地、年代、生産者・開発者などです。 ワークで大事なのは、バラした情報がどこに入るかということよりも、色々な情報の集合体を細かく解体することが目的なので、迷ったら適当にどこかに入れる、くらいの気持ちでかまいません。 一例として、メール配信システムである「Benchmark Email」を例に表を埋めてみますと、例えばこのような展開ができます。 情報をバラしきったら、次のシートです。 ここには、メールを開封してほしいユーザーの姿、状態、性別、年代、職業、課題、価値観などを記入します。 ここでポイントとなるのが、このシートを下に置き、上述の情報をバラしたシートを上に置いて、分母と分子のような関係にすることです。 ゲシュタルト心理学には、情報には「地と図」があるという概念があります。 これは、情報をある「地(分母)」に置くと、「図(分子)」となる表現が変わるということを示すもので、地には、媒体、筐体、目的、ユーザー(ターゲット)などが入ります。 実際、ある情報をPCとスマートフォンで見ようとすれば、その表現は大きく変わり、ある商品も男性と女性向けでは訴求するポイントが変わります。 ワークでは、情報を届けたいユーザーを地に置くことで、バラした情報がそのユーザーにとって、「どのような意味を持つのか?」、「どのような価値があるのか?」、「そのユーザーにより相応しい表現」を考え、その言い換えた表現を、1シート目の空欄に書き入れます。 こうすることで、一度バラした情報を、そのユーザー目線に立った表現にし直すことができます。 再び先ほどのBenchmark Emailの例ではこのような書き方ができるかもしれません。 最後に、その表現しなおした言葉を組み合わせ、「てにをは」でつなげることで、メールの件名に落とし込みます。 Benchmark Emailだと、例えば数値を入れて下記のようなキャッチーな件名をつくることができますね。 ワークでは同一のフレームワークを使用し、どのようなアウトプットが出たかを参加者のみなさんで発表し、情報の言い換えについての気づきや学びを共有して頂きました。 本ワークショップは、定期的に開催していく予定です。 Benchmark Emailのニュースレターで案内をしていきますので、まだご登録されていない方はブログ内の「メルマガ登録」からご登録ください。 現在のメールの件名を考える作業をより効率的に、効果的にしていきたいとお考えの際は、ぜひご応募ください。 過去のイベントレポートはこちら 関連記事: メルマガの業種別平均開封率レポート【2018年度版】


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