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世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう!

世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう!

メールマーケティングノウハウ • 2017.09.04

皆さんが普段から利用しているクラウドサービス、例えば、顧客情報を管理するCRMツールやBenchmark Emailの様なメール配信サービスには、個人情報を保存する必要があることから一定のセキュリティレベルが求められています。 Benchmark Emailは元々TRUSTeを取得しておりましたが、この度新たにEU-米国間の個人情報移転に関する新協定である「Privacy Shield」のデータ保護要件に準拠している企業に選ばれました。 ヨーロッパ諸国は日本と比べてもプライバシー保護の意識がとても高いと考えられています。 本記事では、ヨーロッパの個人情報保護規制のレベルや内容がどのようなものであるのかをマーケターの皆さまに知っておいていただくことで、日本でも今後厳格化することが考えられる規制への備えになればと思います。 1. Privacy ShieldとはEUーアメリカ間におけるデータの取り扱いに関する枠組み Privacy Shieldとは、欧州で取り扱われている個人データを米国に移すことを許容する法的枠組みのことで、その中では米国企業により重い責任を課すことが盛り込まれています。また商務省と米連邦取引委員会(FTC)が厳しい監視と取締りを行うことも条件に含まれています。 そもそもヨーロッパでは日本以上に「プライバシーの尊重」の考えが進んでおり、GDPR(EU一般データ保護規制)の施行を来年に控えたりと個人情報の厳守を重く捉えています。現在はEU加盟国がそれぞれ独自の法規制で情報の厳守を行なっていますが、EU全体で1つの法に則る方針に進むなど、プライバシー保護に対する意識の高さが顕著なのがEUなのです。 参照:EUの個人情報保護法「GDPR」施行まであと1年、対応は「経営課題」 2.それってつまりどういう意味? Privacy Shieldが定めるルール(data protection rules and safeguards)に則り、個人データを扱う限り(例:使用、保管、転送など)、EU圏内にある個人データをアメリカ国内に安全に移動させることができるというものです。 これにより、EU圏内の市民権の有無にかかわらず、データに与えられた保護が適用されます。 Benchmark Emailなど、クラウドサービス型のメール配信ツールにおいてはクラウド上にアップロードする配信リストの情報がこの協定に則って取り扱われることで、データ保護の安全性の1つの基準となり、GoogleやAmazon、salesforceといった企業も認証を受けています。 3.どのように機能しますか? Privacy Shieldの要件を満たしていると認められるには認定を受ける必要があります。 さらに、この認証は毎年更新されるもので、更新を行わない場合、この特定の枠組みの下でEUからデータを受信、​​使用することはできなくなるのです。 4.Privacy Shield認証されているの企業であるかどうかを知るには? Privacy Shield公式HPより検索することができます。 検索ボックスに企業名を入力し、Privacy Shield認定を受けている場合、次のような結果が表示されます。 (Benchmark Emailは認定されていることが確認できます。) 5.契約書に記載されている権利と義務とは何ですか? Privacy Shieldに関する全ての権利や義務についてこちらのページで確認することができますが、どのようなものが盛り込まれているのか、キーポイントをご紹介します。 データの利用用途とその理由、個人データにアクセスする方法、または権利を侵害された際などにおける苦情の提出方法といった情報を得る権利。 あらゆる目的におけるデータの使用には現在制限がある。 企業で保有するデータは最小限に抑え、必要である間だけそのデータを保持する義務がある。 データを保有する企業はそのデータを安全に管理する必要がある。 データを別の会社に転送する必要がある場合、Privacy Shield認証を受けている会社がデータを保護する必要がある。 個人はデータにアクセスし編集する権利がある。 個人がデータ管理に関する問題などが見つかった場合、苦情を提出する権利があり、またその解決策を受けることができる。申し立ての方法はいくつかある。 米国の公的機関により個人のデータへアクセスされた場合、保証される権利がある。 その他知っておくべきことは? 実はこの協定に遵守する上で、ヨーロッパのデータを扱う米国企業はヨーロッパにサーバーを立てる必要があるのではないか、という憶測があるのですが、これは事実ではありません。 条件は、米国に本拠を置く企業がPrivacy Shieldを遵守していることで、Privacy ShieldのHPにて掲載されている企業(=Privacy Shield認証を受けている企業)が管理するデータは安全であることが証明されています。 ビジネスシーンでは日々多くの個人情報を取り扱います。Privasy Shieldなどの公的機関から認証を受けているということは、1つの信頼要素になるかもしれませんね。 ということで今回はEU-米国間の個人情報移転に関するPrivacy Shieldについてお伝えしました。 より詳しい内容を知りたい方はこちら: ・Factsheet ・Guide to the EU-U.S. Privacy Shield 合わせて読みたい: 法律違反になる前に!メルマガとして宣伝・広告メールを配信する際に押さえておくべき「特定電子メール法」   //<![CDATA[ (function(d){ if(typeof(window.NINJA_CO_JP_ONETAG_BUTTON_2f4e138f7719a5c3092c7264effeaf88)=='undefined'){ document.write("\"); }else{ window.NINJA_CO_JP_ONETAG_BUTTON_2f4e138f7719a5c3092c7264effeaf88.ONETAGButton_Load();} })(document); //]]>


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iPhone純正メールアプリのメルマガ解除機能から読み解く「誠意あるメールマガジン配信」

iPhone純正メールアプリのメルマガ解除機能から読み解く「誠意あるメールマガジン配信」

Benchmark • 2017.07.31

こんにちは。ライターの遠藤です。 iPhoneで純正のメールアプリを使っている方、メールマガジンが届いた時に、ある特別な機能があるのをご存知でしょうか。 購読しているメールマガジンの購読をやめたい人にとっては、すごく便利だけど、メールマガジンを配信している側からしすると、ちょっと怖い機能です。 2回タップするだけでメールマガジンの購読解除ができる iPhoneの純正アプリ「メール」のiOS 10以降、届いたメールマガジンの上に「このメッセージはメーリングリストからです」と「登録解除」のリンクが表示されます。 届いたメールマガジンの購読をやめたいときには「登録解除」をタップするだけで、簡単に登録解除ができます。 通常、メールマガジンの購読をやめる(配信解除をする)には、配信解除のためのページを開いて、改めてメールアドレスを入力したりなど、購読者にとっては意外と手間の多い作業と思われがちですよね。 ですが、iPhoneのメールアプリを使えば、たった2タップで済んでしまいます。 この機能が使えるメールマガジンは? さて、この登録解除ですが、仕組みはどうなっているのでしょうか? 実は「このメッセージはメーリングリストからです&登録解除」は、全てのメールで表示されるわけではありません。 この機能が使えるのは、メールマガジンのヘッダにList-Unsubscribeコードが追加されているものだけです。 ※ちなみにList-Unsubscribeのコードは「List-Unsubscribe:<mailto:unsubscribe@example.com(配信解除用のアドレス)>」のようになっていて、メールマガジンのヘッダ部分で使うコードです。 List-Unsubscribeを毛嫌いしてはダメ この「List-Unsubscribe」は、メールマガジンの購読者側だけでなく送信側としても、追加しておくと大きなメリットがあります。 というのも「List-Unsubscribe」を追加して、メールマガジンを購読している人がストレスなく簡単に購読停止を行えるようにしておくと、迷惑メール報告を受けるリスクを減らすことができる。 Google(Gmail)もList-Unsubscribeを推奨している もう少し詳しく説明をします。実はGoogle(Gmail)はList-Unsubscribeを追加することを推奨しています。Gmailの「一括送信ガイドライン」でも明記されています。 メールアドレスや URL を示す「List-Unsubscribe」ヘッダーを提供して、ユーザーが今後の配信を簡単に停止できるようにする(注: 登録解除の代替としてこの方法を使用することはできません)。 出典元:一括送信ガイドライン - Gmail ヘルプ 受信者がめんどくさがって、登録解除ではなく迷惑メール報告をしてしまうと、Gmailの迷惑メールフィルタにひっかかりやすくなってしまう可能性があり、メールマガジン全体に悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。 List-Unsubscribeを使うことをガイドラインに記載するほどですから、List-Unsubscribeを使って、簡単に登録解除ができるかどうかは、Gmailの迷惑メール認定にも少なからず影響があると考えられます。 またGoogle(Gmail)だけでなく、YahooやHotmailもList-Unsubscribeに対応していますので、メールマガジン送信者として、登録解除されたくないから使わないというのは、逆に悪い結果につながってしまうでしょう。 メールマガジンの登録解除はメール送信で List-Unsubscribeのコードで、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、iPhoneのメールアプリで登録解除をすると、メールマガジン送信元(一般的には購読解除用アドレス)に、配信解除のメールが送信されます。 なによりも購読者のユーザー体験を優先させよう iPhoneのメールアプリに「このメッセージはメーリングリストからです」&「登録解除」が表示されるのも、メールマガジンを購読している人の「体験」をよくするためです。 メールマガジンを配信している身として、簡単に登録解除して欲しくない、という気持ちもわかりますが、もう購読したくないと思う人には、スムーズに登録解除をしてもらう方がいいです。 あなたがやるべきことは、無理に引き止めるのではなく、購読し続けてもらえるように、メールマガジンの内容で惹きつけ、購読者との関係を長期的に築いていくことが正しい取り組み方です。 誠意あるメールマガジンを心がけていきましょう! 関連記事:自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! //<![CDATA[ (function(d){ if(typeof(window.NINJA_CO_JP_ONETAG_BUTTON_2f4e138f7719a5c3092c7264effeaf88)=='undefined'){ document.write("\"); }else{ window.NINJA_CO_JP_ONETAG_BUTTON_2f4e138f7719a5c3092c7264effeaf88.ONETAGButton_Load();} })(document); //]]>


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世界のトレンドがここに集約!メールマーケティグ最大級イベント参加レポート

世界のトレンドがここに集約!メールマーケティグ最大級イベント参加レポート

イベント • 2016.10.17

こんにちは、Benchmark Email日本カントリーマネージャーの林です。9月15日・16日と2日間に渡ってアメリカはサン・フランシスコでThe Email Design Conference 2016(通称:TEDC16)というメールマーケティングオタク(英語では #Emailgeeks:Eメールギークと言います)としては渡米してでも参加しなければいけないイベントが開催されましたので、サンフランシスコまで行ってきました。 このイベントはメールマーケティング業界では知らない人はいないという、HTMLメールの表示確認ができるwebサービスLitmusが主催するイベントで毎年London, Boston, San Franciscoの3箇所で行われています。世界中からおよそ1,100名のEメールギークたちが参加する世界最大級のメールマーケティングイベントです。今回はそんなメールマーケティング最大のイベントで体感した最新トレンドなどをレポート形式でお送りいたします。 目次 メールマーケティング最大のイベント、それがTEDC イベントで学べる5つのテーマ 72%の米国企業がウェブページ・メール共にモバイル対応 画像だけのメールにビビるな! 長いメールにビビるな!! さらに進むメールのモバイル化 さいごに メールマーケティング最大のイベント、それがTEDC 参加している企業・業種は様々で、ECサイト運営会社、セキュリティ会社、フィンテック系、エンタメ系、メディア系などメールを日頃マーケティングとして活用している企業が一同に集まっていました。(余談ですが、このような企業にはメールマーケティング部門だけで4、5名いる会社もあります。) またBenchmark EmailのようなESP(Eメール・サービス・プロバイダー)だったり、GoogleやMicrosoftなどGmailやOutlookなど、受信環境を提供する企業も参加しています。 (左からESPを提供するEmma, Mailchimp, Benchmark Email, Campaign Monitorのメンバー) 参加者はとてもフレンドリーで、競合であっても積極的な意見交換を行うのが見受けられました。 イベントは計2日間に渡りInterContinental San Francisco Hotelで行われ、朝食と昼食はバイキング形式で用意されており、食事をしながら周りにいるEメールギーク達といつでも会話を楽しむことができました。 イベントで学べる5つのテーマ イベント内容は、大きく下記5つのカテゴリーに分かれていて、メールに関するあらゆるスキルを包括的に学ぶことができました。 Workshop(ワークショップ) Designing for engagement(デザイン) Code and configuration(コーディング) Designing the customer journey(カスタマージャニー) Strategy(戦略) ワークショップでは、「The Elements of Email Design」と「Progressive Enhancement/Interactive Email」と言う、初級もしくは上級を選択できるコーディングの講義となっており、私はコーディング知識が一切ないので初級のThe Elements of Email Designを初日の朝8:30から12:00まで3時間半、メールのコーディングについてみっちり受講しました。 その後お昼を終えてから、17時までと2日目朝から17時までは13の登壇者によるノウハウ内容盛りだくさんのセッションとなっていました。ここからはその中でも最も印象に残ったもの3点をご紹介します。 72%の米国企業がウェブページ・メール共にモバイル対応 イベント主催者のLitmusとSalesforceが発表したwebコンテンツのモバイル対応(スマホ対応)に関する上記のグラフでも分かるように、2015年には企業が作成するwebページや、配信するメールマガジンでモバイル対応(レスポンシブ化)されていたのが、全体の48%だったのに対し、2016年の調査では72%と急上昇し、モバイルの重要性が高まっていることがわかります。 セッションの中でもモバイル化に関する話題が多く、その中でそれぞれの企業がどのようなアプローチを行っているかはとても興味深かいものでした。 画像だけのメールにビビるな! セッションの中で最も衝撃を受けたのが、この「画像だけのメールにビビるな」というトピック。 画像のみのメールというと、「スパムになるからやめろ」といった声も聞こえたりと、日本の常識では理解し難いところですが、海外のメールマガジンを購読している方は下記のような画像のみのメールを受信したことがあるかと思います。 こちらのメールはテキスト部分までも画像化されており、特に海外ファッション系メールマガジンはこのような画像のみでのメールを送信しているのを多く見受けられます。 今回登壇していた女性ファッションECサイト「ModCloth」のJared Stivers氏はセッションの中で「特にモバイル端末の購読者は画像を期待しており、画像が表示しない受信環境の人はそもそもメールマガジンを受信し購買まで至らない」と話ていたのが印象に残りました。 その背景にはLitmusが毎月発表しているメール受信に使われているメーラー調査でも分かるように、上位5つを占める80%近くの受信環境が画像を表示する端末を利用してます。 長いメールにビビるな!! もう一つ、別のセッションからも衝撃的な情報を得ることができました。 個人的には短いメールの方が購読者にメールを読む時に余計なストレスを与えず、また訴求ポイントがまとまっているので効果が高いと考えていたのですが、長いメールを送ることにも躊躇する必要はない、と言っていたことにとても驚きました。 その理由としてFacebookやInstagramなどが生活に根付いている事を背景に、モバイル端末でスクロールする動作は習慣化されてきていることを上げていました。 ただ、ここで注意して頂きたいのは必ずスクロールしてもらえるように見栄えが良かったり、購読者を惹きつける画像をメールのトップに配置するとのことでした。 最近ではトップ画像にGIFを利用して動きで注目させる工夫をしているメールも増えてきました。私の受信箱を改めて見直してみると、ZOZOTOWNのメールはしっかりトップに興味を持たせる画像があり、スクロールして下まで長くコンテンツが繋がるメールとなっていました。 さらに進むメールのモバイル化 メールマーケターやEメールギークを長いこと悩ませていたGmailの非レスポンシブ対応でしたが、イベントが開催された9月15日の前日にGoogleがGmailのレスポンシブサポート開始を発表しました。 イベントではGoogleが買収したNestのメールマーケティング責任者のプレゼン中に、Gmailのレスポンシブ対応に貢献したGoogleの担当者が紹介され、会場からは拍手喝采でまるで神様のように拝められる場面もありました。 さいごに このイベントで改めてメールマーケティングの盛り上がりを知ることができました。 またそれを象徴するかのように、先に述べたGoogleのレスポンシブ対応の他にも、LitmusがMicrosoftのパートナーとなりOutlookの改善が進められるであろうという朗報も8月にあり、2016年はメールマーケティングの環境がいい方向へと変化している事をとても強く感じています。 10年前国内のBtoBでは考えれなかったHTMLメールを利用したメールマーケティングも、ここ2、3年で活発化され、BtoCでは画像を利用したメールが日常化している中、国内のメールマーケティングも確実に「モバイル化」されてきています。今後も随時参考になる海外メールマーケティングを発信していきたいと思います。 それでは、また。林でした。 // <![CDATA[ (function(d){ if(typeof(window.NINJA_CO_JP_ONETAG_BUTTON_90818a3f7b8eab24a4f61efc3268c079)=='undefined'){ document.write("\"); }else{ window.NINJA_CO_JP_ONETAG_BUTTON_90818a3f7b8eab24a4f61efc3268c079.ONETAGButton_Load();} })(document); // ]]>  


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